実は私はあるんです
そのうちの一つは、咄嗟に嘘をつくこと。
でも自分でよくわかっていないのです。
嘘をつく、というより
瞬時に自分を守るクセがついてる
という意味が近いと思います。
たとえば、こんな時。
3年くらい前それまで30年仲良くしていた人からいきなり、
「あなたはもっとちゃんとした方がいいよ！」
「もっと大人にならなきゃダメだよ！」
「そんなんじゃ人からバカだって思われるよ」
いきなり言われて私は咄嗟に、
「え？いいよいいよ、私は大丈夫
」って。
わたしはだいじょうぶ
そんなわけのわからない言葉が勝手に口から出て、
何言ってんだ私って、
自分の咄嗟の返しを、
どこか冷静に見てる私もいたり、、
だけどそれ以上に
もう自分のことで精一杯で、
胸はバクバクして、
相手に聞き返すことも頭にないくらい、
パニック状態の私
それはもうまるで挙動不審者
💦
冷静なんて程遠い、私だけがおかしい世界に迷い込んだようなおかしさ
これが私が目の前のことに冷静に対処できなくなる
原因だったんです。
その後その人が言いました。
どうしてそんなことを言ったのか。
旦那さんの給料が減ったこと。
自分の給料が減ったこと。
誰かが自分の悪口を言っていたのを耳にしたから。
職場で嫌なことがあったから。
だったらしいのだけど、
え？それって全部私に関係ないよねって
私は気づいたよ
その人は謝ることもなかったけど、
私は気づいたよ
そうか、ということは
今までその人から言われた言葉も、
もしかしたら私は関係なかったかもしれないと！
そして、これからも全く私に関係ないことで、
その人の都合で、
憂さ晴らしや八つ当たりされるのだと！
私は友だちが多くありません。
友だちの数で価値を決めていたし、
人間関係うまくいかないなんて
思ってても認めたくないところもあって。
だからそんな人でもいないよりマシって
思っていたのです。
私は私で。腹黒いのです。
そんな私のした決断は？
絶交でした！
子どもの頃以来の、この言葉
まさか何十年も経って使う時が来るとは
さすが、
もっとちゃんとした方がいいよ
もっと大人になった方がいいよ
バカだって思われるよ
って言われるだけある私
私が付き合いをやめると言ったらその人、
「そんなつもりじゃなかった」
「あなたは人の言葉を悪く受け取るところがある」
と自己保身、自己正当化する言葉でした。
あれほどこの人と友だちをやめたら、
何言われるか噂が噂をよんでこの場所で生きていけるのか不安でしたが、
結果は！3年経つけどやっぱり
大丈夫！で、
さらには、
すっきり！
さっぱり！
よかった！
私も、その人と同じように、
「大丈夫」って言って、
自己保身に自己正当化してたんです。
やり方は違ってても、私もあの人も同じ。
咄嗟に自分を守るやり方をしていたんです。
私は自分が好きではありませんでした。
人間関係もうまくいかなくて、
結婚しても子育ても、仕事しても。
それでもやっぱり諦めきれなくて。
子どもたちのためにも。
だから変わりたくて、変わろうと決めて、
がんばってきました。
今では、
自分のうまくいかない思考や
自分のことも知って、
これでいいんだ
それでもいいんだ
って思えるようになっているんです。
自分を救う方法があることを、
知ってもらえたらいいなと思って書きました。
