親の終活と家族の負担
人生100年時代と言われます。
高齢となっても自立した日々を過ごせることは、親にとっても息子や娘にとっても喜ばしいことです。
でも、認知症や要介護になってしまったら家族に負担を強いることになります。
〇介護への備え”ってなにをすればいいのか?
〇自分に介護が必要になるのはいつ頃だろうか?
〇親が要介護になった時、家族の負担は?
これらは親の立場、家族の立場双方から考える必要がありそうです。
要介護度の目安(公的介護保険制度から見た目安です。)
要支援1 介護が必要ではないが、第三者の支援が必要
食事や排せつなどはほとんど一人で出来るが、日常生活の一部に見守りや手助けが必要な場合有。
要支援2 生活の一部に介護を必要とする
食事や排せつなどはほとんど一人で出来るが、日常生活に見守りや手助けが必要な場合有。
要介護1 生活の一部に介護を必要とする
食事や排せつなどはほとんど一人で出来るが、日常生活に見守りや手助けが必要な場合有。
上記の「要支援1から要介護1」までは比較的軽度の支援・介護レベルです。
遅くてもこの期間に〝今後の介護の在り方”について、本人と家族で話し合っておくことが大切です。
この時期のお勧め‥高齢者本人が介護や遺産相続について考えをまとめる。
エンディングノート・遺言書の活用。
認知症発病後に作成された遺言書は無効となることに注意が必要です。
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「俺はまだまだ大丈夫。しっかりしているだろ‥。終活なんてもっともっと先の話だよ‥‥」
こんな風に今、自分の老後に向き合わない親が多くおられます。
でも、「親と子が老後について話し合っておくこと」
これが親の安全安心な老後生活・子の負担減少に欠かせないのです。
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先週、依頼者さま80歳女性とその息子さまに同行し、公証役場に行ってきました。
「今は元気、でも体が不自由になっても子供に迷惑はかけたくない。それに認知症も心配やし‥‥。」
〝自分の終活”と〝子にとって親の介護”
「老い」は誰にでも訪れる人にとって自然なことです。
互いに向き合って取り組んで行くことが大切です。
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「親の終活 どうする?」
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