親が"認知症”になったら‥③

 

先週、依頼者さま80歳女性とその息子さまに同行し、公証役場に行ってきました。

 

「今は元気やけど、体が不自由になって銀行や不動産屋さんに行けなくなったら困るから。それに認知症も心配やし‥‥。」

 

依頼者さまは、貸家を数件お持ちのしっかりしたおばさまです。

 

息子さまは50歳代のサラリーマン。おばさまの次男で離れて暮らされています。

 

 

 

状況を伺い、委任契約+任意後見契約公正証書の作成をお勧めしました。

 

この契約は公正証書で作成します。

 

①今後、足腰が弱って動けない状態になれば、代理人として息子が自分に代わって銀行や不動産屋への要件等を行う。

 

②依頼者さまが認知症になれば、息子さんが後見人として親に代わって全てを行う。

 

①~②へ連動していることから【移行型】と呼ばれます。

 

人生100年時代と言われます。確かに平均寿命は延びました。

 

でも、平均寿命健康寿命(健康上の課題で日常生活に制限がない)を見ると不安な気持ちになりますね。

 

〇女性の平均寿命 87.45歳 健康寿命75.38歳  12.6年

〇男性の平均寿命 81.41歳 健康寿命72.68歳  8.73年

 

赤字の期間はなんらかの支援や介護が必要な期間なのです。

 

 

〝自分の終活”と〝親の介護” 

「老い」は人にとって自然なことです。向き合って取り組んで行きましょう。

 

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「親の終活 どうする?」

今後、避けては通れない現実ですね。お気軽に無料相談会にお越しください。