これを見て2.5次元舞台の定義ってなんなんだろうか…?と、改めて考えさせられました

これは横溝正史さん著の「蝶々夫人殺人事件」が元となっておりますが、漫画でもアニメでもなく小説です

ちなみに読んだことがある作品ですが舞台化されていたことは知りませんでした

2.5次元舞台に出演されたことのある方で言うと一応大口兼悟さんと根本正勝さんと水石亜飛夢さんはおられることにはおられますが、出演俳優さんによって2.5次元かどうかが決められるわけではないので謎ですね…

主宰がネルケプランニングだからでしょうか????

Dアニメストアの2.5次元の定義が私にはわかりかねます…

 

が、ここまで表現しておきながら面白かったです

時代背景的なことや演出・劇場が紀伊國屋サザンシアターも考えて、割とアングラ的な舞台かと思います

何度かアングラ的な舞台を観たことはありますが、こういった演出が成立するのは出演キャストさん達の実力があってこそだと私は考えています

その点、この蝶々夫人殺人事件は充分にクリアしていると思います

特に由利麟太郎役の根本さんの血気迫った演技は演技とわかっていても手に汗握るものがありました

 

これは是非とも見ていただきたい作品の1つです