イメージとして、ミュージカルテニスの王子様Dream Liveやミュージカル薄桜鬼Liveのようなものを思い描いていました
テニスの王子様は制作がネルケプランニング、薄桜鬼はマーベラスですが、大方似たようなものでしたし

ですが、この真剣乱舞祭は全く異なったものでした
比較対象が前の2つとなりますが、まずこちらはライブではなくあくまでも祭
そもそもミュージカル『刀剣乱舞』は本公演が一部がミュージカル、二部がライブという形式ですから、敢えてライブを改めてする必要性はないのではないかと考えられます
ミュージカルだと観劇中客席は静かにしておかねばなりませんが、ライブだと声を出してもいい、ペンライトを振ってもいいという観点から始まったものと思っているのですが、刀剣乱舞は毎公演その想いが発散されていますからね
会場はライブ仕立てでしたが、ストーリーもあり普段の公演に似ていました
もちろん、本公演より御都合主義でしたし、ラストは夢オチというとんでもないものでしたが笑
あのストーリーがそのまんま本公演だとしたら大問題ですが、祭だからこそ許されるもの、ということでしょう

通常衣装、内番衣装、そしてライブ衣装を余すことなく着用するための構成も良かったです
もちろん、御都合主義ではあるのですが祭だからなんでもアリかな、と

普段の会場よりとても広いですが、その分キャストが走り回ることにより程よく距離が縮まっていたと思います
ミュージカル『刀剣乱舞』は一貫して挨拶までキャストではなくキャラクターで通すのですが、やはり祭でいつもとは形式が異なるため、何箇所かそれは違うのでは…?という言動は気になりました
なんでもアリな方ならおすすめできますが、キャラクターへの拘りが強い方にはあまりおすすめはできません

しかし、軽く見るのには大いにおすすめできますキラキラ