水辺に立っている子ども。小学校低学年ぐらいだろうか。

「濡れるからそこで遊んじゃダメ」

母親に言われているらしい。

気になって見ていると、子どもはなんとか遊べないものかと思案しているように見える。

その時、その子どもは水に入っていった。

そして一言

「もう濡れちゃったから遊んでいい?」

母親「、、、」

既成事実を作り、実効支配した瞬間だった。

大人の世界でも時折使われる方法である。