競技開始30分前にオブザベーションが可能になるのですが、この時点で2つの課題がどうやっても無理じゃないか?となりました。実際にはハリボテが壁の一部扱いという説明を受けたのでムーブはわかりました。
オブザベーションというのは課題を見て、そのクリアの仕方を考えることです。大会、コンペなどではホールド触るのは禁止です。普段と違うのはスタートのフットホールドも決められていた点でした。通常の課題ではスタートホールドを両手で持ち、足をマットから離した状態を作りスタートです。この際に使用できるホールドならどんな体勢でもOKですがそれが異なりました。最初のトライでスタートの仕方をミスって完登しものの、無効になったのはなんだか自分らしいミスですね。でも、このミスのおかげで余計な力を抜いてリラックスしつつ楽しんで登れました。