今週行く予定でした沢は中止にしました。
来週は行くのかな?それよりも7月の3連休に向けて体調を整えているところです。
先週母校(高校)の山岳部がクライミングの新人大会にでたようでした。
結果はボロボロで参加12校のうちの11位という素敵な結果
昨年は団体1位、個人1位、2位という成績だった。
母校は中高一貫校であり(私は高校からの外部進学生でした。)今年の参加メンバー
のうち2名は中学生3年生のころからトレーニングをしていたにもかかわらずの結果であり
酷いとしかいいようがない。
昨年までは私と大先輩の二人でコーチをしていたが、以前日記にも書いた通り私は
思うとこがありコーチを退陣しました。
今もですが、母校の山岳部の目指すとこは硬派なヤマヤだ。
荷物も30kg軽く担げる、1日10時間は余裕で動ける、自分たちでセルフレスキューが行える。
このうち達成できているものは今のメンバーでは一人もいない。
今年卒業したメンバー二人だけがうち2つ満たしていた。
無論この二人にはそれなりに面倒は見てきた。私としてはそれでも納得いかなかったが…
さて話を戻すと
今年のメンバーには自主的にトレーニングをするということだ足りなかった
そして、気持ちがたりなかったのだと思う。
参加メンバーは5名であり3名は外部進学生であり、クライミングをはじめたのも
大会1ヶ月前だったので彼らに関しては仕方ないと思う部分があります。
あくまで内部進学生と比べてですが
私は今回見に行っていないのですが、大先輩が最後総括をしたようですが、
内部進学生の2名はそれが納得できないようです。自分たちが勝てないのはコーチが
悪いとそのような態度をとっているようです。
現在スポーツクライミングに関しては、プロのライセンスをもった方にコーチをしていただいて
います。
私はアルパイン系の登攀技術や気象、読図、計画の立て方、生活技術、セルフレスキュー技術などを主に担当しています。といっても先日もうそれをしたくないと主張したわけですが
プロの方は他大ではありますが山岳部の同期であるかたにお願いしました。
5.14を登れる数少ないクライマーです。
そんな方にみていただいて勝てないのはやっぱり教わる側に問題があると思います。
初この大会にでたときは、結果は団体4位、個人1位でした。
卒業したメンバーの1人が個人1位をとりました。
私も初本格的に教えることもあってかなり色々なことをしました。
当時中学3年生であったそいつに自然の岩場へ連れていき、バランスのとりかたや
沢登りという実戦形式で登攀技術から仕込みました。そのうえでインドアクライミングのジム
でのフィジカルな部分を教えていました。
トレーニング頻度も多く、山用の有酸素系のトレーニング(長距離ランニング1時間ていど)、
基本的な筋力トレーニングを行ったうえで週4くらいでクライミングをしていました。
土日ともなれば朝からジムに行き閉店まで必死にやっていました。
でも、彼らの後輩はそうはなってくれなかったみたいです。
私も彼らもそうですが、山がすべてという青春を送ってきましたし、そのことに関して後悔
したこともありません。自分のすべてを極限まで研ぎ澄まし、全力を尽くし何かをやり遂げたときの
達成感と心地よさを知っているからです。
でも、一生懸命頑張るのは格好悪いようです。なんでも適当にやりそれなりに楽しむことの方が
いいようです。それもいろんなことを
一つのことを研ぎ澄まし、夢中になることがどうしようもなくいやみたいです。
否定はしません。そんなの個々の価値観の問題ですからね。
ですが、登山は少なくともパーティを組んで一つの目標に向かうことを選んだのであれば
それは許されることではないと感じます。身勝手なことをして、ほかのメンバーを危険にさらして
いいわけがありません。身勝手にふるまいたいのであれば一人で行って一人でやって勝手に
死ねってわけです。
あくまでスポーツクライミングの大会にでたのは目標に向かって部が一丸となって
努力して技術を学び、その過程で成長して欲しいと願ったからです。
それがいつの間にか大会でることが目標になって、普段の練習と比べると
クライミングの練習の方が楽だからって感じになり適当になっていたようですね。
ヒトと比較してではなくまずは自分の限界というものを知り、それを破るために
ぎりぎりのことをし続けていかなければ成長などありえない。
そして、結果がでたならそれを真摯に受け止め自己反省をできないので
あれば彼らは今後成長できないのはないかと感じました。
確かに私は彼らとの縁を表向きに切っていますが、それでも彼らが成長して
欲しいという思いはあります。
そして、寝る直前なのでおそらく構成とか無茶苦茶ですね。