受験は競争ではなくて｢山登り｣【志望校の決め方】

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こんにちは、塾長です

一般的に志望校は
｢高い方が良い｣と言われます

“憧れの学校”
“行きたい学校”を

目標校に決めることで

やる気が引き出され
学習習慣が定着しやすくなる

と言われています

私達も

｢今の実力より上の学校を
目標校にしよう｣

といつも生徒に話します

でも｢『志望校』が、今の実力から
かけ離れ過ぎないように｣

とも（忘れずに）付け加えます

ハイレベルな学校を
志望校にしても

自然に成績が
ハイレベルになるわけではなく

（当たり前ですね）

勉強内容や勉強時間と
リンクさせた

｢こういう勉強をしよう｣
｢こういうペースで進めよう｣

という具体的な落とし込みが
大事だからです

しかし実力と志望校が
大きく離れていると

“落とし込み”は
そもそも成り立たなくなります

そうなると、志望校は
単なる《お題目》になり

勉強の中身が痩せ細っていき

成績はどんどん
落ちていってしまいます

そうならないためには

｢今の実力より少しだけ上の学校｣
を目標にして

そのラインを

模擬試験や塾内テストで
クリアできるかを

目標（=励み）にして
勉強していくことです

そして、クリアできたらその上
それもオッケーならさらに上

と段階を踏んで

その都度志望校を
設定し直すようにします

つまり志望校とは
｢行きたい学校｣のことではなく

｢自分の実力を
伸ばすための目標校｣です

｢受験とは他の受験生との競争｣

と言われますが
そうではないと思います

受験は《今の勉強スタイル》
《今の学習姿勢》を起点に

そこから少しずつ
上を目指していく

一種の｢山登り｣です

他人の成績や志望校は
気にすることなく

｢今の自分の立っている
地形・標高｣を知り

常に｢今より少し高い山｣を
目指していくのです

受験勉強はその繰り返しです

山のふもとから中腹に
中腹から頂上へと

徐々に間を詰めていくように

じっくりと
生徒と一緒に進んでいきたい

と私達は思っています