デフレ、ほんとうの恐ろしさ
デフレとは、物の値段が下がり続けることで、お金の価値が上がり続けることと定義される。
お金を持っていれば資産価値が上がり続けるので、使うのはバカなことになる。
例えば住宅ローンの金利を0%にしても、デフレでは住宅そのものの値段が下がり続けるので、
ローンを組んだら損をする。3000万円で買った家が、将来500万円になるから、金利が0でも損をするという構図である。
逆にインフレ(物の値段が上がり続ける)だと、金利が5%でも住宅そのものの値段が10%ずつ上昇すると得をする。
こうやって、個人の買い物では最大の消費である住宅ローンが売れないというのが、デフレの代表的な現象でもある。
戦後、デフレが10年以上も続いてるのは世界でたったひとつ日本だけです。
デフレで所得格差が極端に開いてしまってることも、デフレに陥った1997年以降、自殺者が3万人を毎年ずっと越えてることも国民レベルでは実感してる人も少ないのでは?
また、インフレが行過ぎるとバブルになるが、ゆるやかなインフレが一般的には心地よいとされる。
なぜデフレはこんなにしぶとく、脱出することが困難なのか?
例えば、子ども手当は政府が行ったデフレに対する経済刺激策とされる。この狙いは負担が多いであろう核家族へ手当てによって消費にあててもらおうというものであった。が、蓋を開けてみるとデフレという物を買うのを控えたい雰囲気のときに、呑気にお金を使ってなんていられず、結局貯蓄にまわってしまったという失敗劇に終わってます。
というより、核家族世帯だけの消費で克服しようなど、本気でデフレ克服策を考えていたとも思えない。
単に「お金上げますよ」をエサに政権交代を勝ち取った民主党の作戦だという見方が正確だろう。
子ども手当などではビクともしないデフレの圧力は、もっと大きな波が支配している。
それは何か?
グローバル化という波です。
大企業は専ら、このグローバル化路線を推進している。
グローバル化とは、新興国の低賃金労働と競争することを余儀なくされ、日本人も低賃金にするか、いっそのこと外国人を安く雇って日本人の失業者が増えてしまう結果も止むを得ないとする状況のことである。
企業はもうけを出すことが使命であり、今いる従業員を守るためにもコストカットは仕方がない。これがグローバル化に飲み込まれた結果である。
グローバル化が進めば進むほど、デフレを止めるのは至難の業ということです。
景気をよくするには企業が儲かり、従業員が儲かり、そして消費に回る。だからグローバル化をバックアップせよと、大企業の集まりである経団連も政府にこの市場原理主義路線を強く求めています。
グローバル化、これがデフレ圧力の最大要因です。
では、この先子供手当ても止めて政府はどこにお金を使えばデフレを抑えられるのか?
経済学の言葉でいうと「有効需要」というものにお金を使えばよいらしいが、簡単にいうと公共投資です。
特に震災復興や首都圏へ10年以内に70%の確率で発生するといわれる大地震の防災など、国土のインフラ整備などです。
公共投資というと、借金をして行わざるを得ない。
だから反対意見がある、「国の借金が…」と。
公共投資の性格とは、今、新幹線を東京から北陸へ迂回して大阪に行くような東海道新幹線の予備の路線を作っても意味がないとされる。要するに無駄だと。しかしこれは家計の考え方で、国民経済という真の資本主義の考え方ではない。
首都圏や東海で大震災がもし起きたとき、北陸へ迂回するルートがあれば物資の輸送や助けにもゆける。
つまり現在の支出が現在の利益にならなくても、将来の利益になるということです。
真の資本主義とは、自分が支出したものが、自分が死んだ後、将来誰かの利益になるかもしれない。
こういう広いモラルで支えられるのが、真の資本主義と、シュンペーターという経済学者は言っている。
シュンペーターは家族という集団も大事にしている。その意味は、自分の生きてる時間より先のことを考える手段として、子供という存在があるという、単に子供がかわいいからだけでなく守る意味をバカな人間にも教えてくれています。
そして、シュンペーターは核家族化して、家族が細かく解体されてゆくと資本主義も死ぬと言っています。
デフレ、ほんとうの恐ろしさ
それは家族問題、そんなところにも及んでいるのです。
お金を持っていれば資産価値が上がり続けるので、使うのはバカなことになる。
例えば住宅ローンの金利を0%にしても、デフレでは住宅そのものの値段が下がり続けるので、
ローンを組んだら損をする。3000万円で買った家が、将来500万円になるから、金利が0でも損をするという構図である。
逆にインフレ(物の値段が上がり続ける)だと、金利が5%でも住宅そのものの値段が10%ずつ上昇すると得をする。
こうやって、個人の買い物では最大の消費である住宅ローンが売れないというのが、デフレの代表的な現象でもある。
戦後、デフレが10年以上も続いてるのは世界でたったひとつ日本だけです。
デフレで所得格差が極端に開いてしまってることも、デフレに陥った1997年以降、自殺者が3万人を毎年ずっと越えてることも国民レベルでは実感してる人も少ないのでは?
また、インフレが行過ぎるとバブルになるが、ゆるやかなインフレが一般的には心地よいとされる。
なぜデフレはこんなにしぶとく、脱出することが困難なのか?
例えば、子ども手当は政府が行ったデフレに対する経済刺激策とされる。この狙いは負担が多いであろう核家族へ手当てによって消費にあててもらおうというものであった。が、蓋を開けてみるとデフレという物を買うのを控えたい雰囲気のときに、呑気にお金を使ってなんていられず、結局貯蓄にまわってしまったという失敗劇に終わってます。
というより、核家族世帯だけの消費で克服しようなど、本気でデフレ克服策を考えていたとも思えない。
単に「お金上げますよ」をエサに政権交代を勝ち取った民主党の作戦だという見方が正確だろう。
子ども手当などではビクともしないデフレの圧力は、もっと大きな波が支配している。
それは何か?
グローバル化という波です。
大企業は専ら、このグローバル化路線を推進している。
グローバル化とは、新興国の低賃金労働と競争することを余儀なくされ、日本人も低賃金にするか、いっそのこと外国人を安く雇って日本人の失業者が増えてしまう結果も止むを得ないとする状況のことである。
企業はもうけを出すことが使命であり、今いる従業員を守るためにもコストカットは仕方がない。これがグローバル化に飲み込まれた結果である。
グローバル化が進めば進むほど、デフレを止めるのは至難の業ということです。
景気をよくするには企業が儲かり、従業員が儲かり、そして消費に回る。だからグローバル化をバックアップせよと、大企業の集まりである経団連も政府にこの市場原理主義路線を強く求めています。
グローバル化、これがデフレ圧力の最大要因です。
では、この先子供手当ても止めて政府はどこにお金を使えばデフレを抑えられるのか?
経済学の言葉でいうと「有効需要」というものにお金を使えばよいらしいが、簡単にいうと公共投資です。
特に震災復興や首都圏へ10年以内に70%の確率で発生するといわれる大地震の防災など、国土のインフラ整備などです。
公共投資というと、借金をして行わざるを得ない。
だから反対意見がある、「国の借金が…」と。
公共投資の性格とは、今、新幹線を東京から北陸へ迂回して大阪に行くような東海道新幹線の予備の路線を作っても意味がないとされる。要するに無駄だと。しかしこれは家計の考え方で、国民経済という真の資本主義の考え方ではない。
首都圏や東海で大震災がもし起きたとき、北陸へ迂回するルートがあれば物資の輸送や助けにもゆける。
つまり現在の支出が現在の利益にならなくても、将来の利益になるということです。
真の資本主義とは、自分が支出したものが、自分が死んだ後、将来誰かの利益になるかもしれない。
こういう広いモラルで支えられるのが、真の資本主義と、シュンペーターという経済学者は言っている。
シュンペーターは家族という集団も大事にしている。その意味は、自分の生きてる時間より先のことを考える手段として、子供という存在があるという、単に子供がかわいいからだけでなく守る意味をバカな人間にも教えてくれています。
そして、シュンペーターは核家族化して、家族が細かく解体されてゆくと資本主義も死ぬと言っています。
デフレ、ほんとうの恐ろしさ
それは家族問題、そんなところにも及んでいるのです。