デフレの正体
デフレの正体という本がベストセラーになってる。著者は藻谷浩介氏。なぜ売れてるのか?
大企業も、町の床屋さん、クリーニング屋さんも、サラリーマンのお父さんも、大工さんも、職が見つからないフリーターも皆、苦しんでるのは実はこのデフレのせいである。
デフレというと難しい経済学用語だが、単純に言えば、牛丼が250円の価格破壊現象といえばわかりやすい。
吉野家がキャンペーンで250円になれば、客はよろこんで食べに行くで終わる。
ところが今度は松屋が240円にする。すると、すき家は赤字覚悟の230円に打って出る。
これらはもはや利益計算はほぼなく、サービス業の付加価値である、おいしさ、対応の早さ、接客がいいなどでの競争はあきらめ、単なる価格だけの競争になる。
これがデフレで、価格競争のツケは社員のサービス残業や低賃金労働で払われる。
トラック運転手などの流通業なんかも同じで、寝ずに運転して交通事故も増えてる。
物が安くなって、給料が減り、給料が減るから物を買わない。買ってくれないからまた値下げして低賃金労働になるスパイラルが、いわゆるワーキングプア(働く貧困、働いても貧困)を生む。
ワーキングプアだと将来の収入を悲観して住宅ローンも組みたくならない、子供を産むのも控える。
実は少子化も低賃金や失業率悪化も、円高も株安も国の借金もすべてデフレから派生する枝葉の問題で、デフレが元凶だということです。
デフレが10年以上も続いてるのは過去に世界で例がないほど異常な事態であると同時に、経済政策担当者は最もやってはならないと言われてきた経済状況だ。
政府が最も頭を悩ませてるのは何を隠そうデフレだ。
そしてこの本では色々手を尽くしてるのにデフレからなかなか抜けられないのはおかしい、あれこれデフレを抜け出す策は全部、妙案奇策で間違えてるのでは?と定義するところから出発していて、なるほどと、気づき始めた人々に本が売れてるのだと思う。
では解決策はないのか?
それにはこの本よりも、今、イキのいいアラフォー経済学者、41歳の三橋貴明氏、39歳の中野剛志氏が非常に分かりやすく説明してくれている。
テレビなどに出ている知識人はイノベーション(技術革新)だとか魅力あるものづくりで消費意欲をかき立て、欲しいものがあれば消費や投資が進むという。
つまり、でっかくて甘いリンゴを作ったり、歩くロボットを作って戦おうと。
でも高級リンゴは金持ちは買えるが、ワーキングプアは本当に買うのか?
新しい産業や需要を開拓するのは、格差を拡大するだけだと彼らは言う。
デフレから抜け出して所得が上がったらはじめて、高いリンゴでも買おうかとなるのだ、と。
高級リンゴもロボット開発もいいが、こういう状況ではデフレ脱却の決定打にはならない。
そこで登場するのが、一般的に悪いイメージのある公共投資だと。
公共投資だろうが、結果豊かになればいいという目的をつい忘れてしまいがちだが、多くの経済学者は間違えてると彼らは指摘している。
公共投資は何も土建屋だけが儲かるものではない。
資材を調達するので材料メーカーも景気がよくなるし、モノを運ぶトラック運転手も仕事が増える。
景気のよくなった土建屋や大工さんは飲み屋やキャバクラにも金を落とす。
ボーナスが出た材料メーカーの社員は半年に一度しかクリーニングしなかった背広を小まめに出すだろうし、トラックの運ちゃんも髪を切りに床屋にもいくでしょう。ランチは牛丼をたまには止めて、800円の定食を食べもするだろう。そしたら牛丼も380円に安心して戻せる。
政府が支出をするということは、確実に価格競争を止め、所得を上げる好循環を生み、デフレの大きな流れを止めるのに最も無難で有効なのだと。一般市民にとって最大のおこぼれにあずかれるのであるとわかる。
これは自分たちひとりひとりの経済感情からも納得がいく。
ポンと定額給付金だと1万円もらっても、しょせん降ってわいた1万円だが、会社が儲かった結果、例え千円でも所得が毎月増えれば、仕事をしてがんばった見返りとしてのお金は有りがたみが違うし、この先も昇給を期待して労働意欲もわく。
余裕のあるお金は間違った使い方もしないし、気持ちよく使えるものだ。
(余裕がないお金はギャンブルで増やそうとかロクな使い方にならない。)
ちなみにドイツはヒトラーが国の借金があるのにアウトバーンという高速道路をめちゃくちゃたくさん作った。そしたら何と景気がよくなった。
また、アメリカでは世界大恐慌のあと、最大の公共事業?である「戦争」を始めることで特需にわいた。
ところで、公共投資で景気を復活させようとしていた政治家が日本にもかつてひとりいた。
麻生太郎氏だ。
漢字が読めないだけで辞めさせるのはちと早合点だったかぁ!
大企業も、町の床屋さん、クリーニング屋さんも、サラリーマンのお父さんも、大工さんも、職が見つからないフリーターも皆、苦しんでるのは実はこのデフレのせいである。
デフレというと難しい経済学用語だが、単純に言えば、牛丼が250円の価格破壊現象といえばわかりやすい。
吉野家がキャンペーンで250円になれば、客はよろこんで食べに行くで終わる。
ところが今度は松屋が240円にする。すると、すき家は赤字覚悟の230円に打って出る。
これらはもはや利益計算はほぼなく、サービス業の付加価値である、おいしさ、対応の早さ、接客がいいなどでの競争はあきらめ、単なる価格だけの競争になる。
これがデフレで、価格競争のツケは社員のサービス残業や低賃金労働で払われる。
トラック運転手などの流通業なんかも同じで、寝ずに運転して交通事故も増えてる。
物が安くなって、給料が減り、給料が減るから物を買わない。買ってくれないからまた値下げして低賃金労働になるスパイラルが、いわゆるワーキングプア(働く貧困、働いても貧困)を生む。
ワーキングプアだと将来の収入を悲観して住宅ローンも組みたくならない、子供を産むのも控える。
実は少子化も低賃金や失業率悪化も、円高も株安も国の借金もすべてデフレから派生する枝葉の問題で、デフレが元凶だということです。
デフレが10年以上も続いてるのは過去に世界で例がないほど異常な事態であると同時に、経済政策担当者は最もやってはならないと言われてきた経済状況だ。
政府が最も頭を悩ませてるのは何を隠そうデフレだ。
そしてこの本では色々手を尽くしてるのにデフレからなかなか抜けられないのはおかしい、あれこれデフレを抜け出す策は全部、妙案奇策で間違えてるのでは?と定義するところから出発していて、なるほどと、気づき始めた人々に本が売れてるのだと思う。
では解決策はないのか?
それにはこの本よりも、今、イキのいいアラフォー経済学者、41歳の三橋貴明氏、39歳の中野剛志氏が非常に分かりやすく説明してくれている。
テレビなどに出ている知識人はイノベーション(技術革新)だとか魅力あるものづくりで消費意欲をかき立て、欲しいものがあれば消費や投資が進むという。
つまり、でっかくて甘いリンゴを作ったり、歩くロボットを作って戦おうと。
でも高級リンゴは金持ちは買えるが、ワーキングプアは本当に買うのか?
新しい産業や需要を開拓するのは、格差を拡大するだけだと彼らは言う。
デフレから抜け出して所得が上がったらはじめて、高いリンゴでも買おうかとなるのだ、と。
高級リンゴもロボット開発もいいが、こういう状況ではデフレ脱却の決定打にはならない。
そこで登場するのが、一般的に悪いイメージのある公共投資だと。
公共投資だろうが、結果豊かになればいいという目的をつい忘れてしまいがちだが、多くの経済学者は間違えてると彼らは指摘している。
公共投資は何も土建屋だけが儲かるものではない。
資材を調達するので材料メーカーも景気がよくなるし、モノを運ぶトラック運転手も仕事が増える。
景気のよくなった土建屋や大工さんは飲み屋やキャバクラにも金を落とす。
ボーナスが出た材料メーカーの社員は半年に一度しかクリーニングしなかった背広を小まめに出すだろうし、トラックの運ちゃんも髪を切りに床屋にもいくでしょう。ランチは牛丼をたまには止めて、800円の定食を食べもするだろう。そしたら牛丼も380円に安心して戻せる。
政府が支出をするということは、確実に価格競争を止め、所得を上げる好循環を生み、デフレの大きな流れを止めるのに最も無難で有効なのだと。一般市民にとって最大のおこぼれにあずかれるのであるとわかる。
これは自分たちひとりひとりの経済感情からも納得がいく。
ポンと定額給付金だと1万円もらっても、しょせん降ってわいた1万円だが、会社が儲かった結果、例え千円でも所得が毎月増えれば、仕事をしてがんばった見返りとしてのお金は有りがたみが違うし、この先も昇給を期待して労働意欲もわく。
余裕のあるお金は間違った使い方もしないし、気持ちよく使えるものだ。
(余裕がないお金はギャンブルで増やそうとかロクな使い方にならない。)
ちなみにドイツはヒトラーが国の借金があるのにアウトバーンという高速道路をめちゃくちゃたくさん作った。そしたら何と景気がよくなった。
また、アメリカでは世界大恐慌のあと、最大の公共事業?である「戦争」を始めることで特需にわいた。
ところで、公共投資で景気を復活させようとしていた政治家が日本にもかつてひとりいた。
麻生太郎氏だ。
漢字が読めないだけで辞めさせるのはちと早合点だったかぁ!