【今回のまとめ】
・言葉で幸せにも不幸せにもなるのは、言葉には「正解」がないから

 

今日は「ことばの日」

 

というのが目に留まった。

 

5月18日。

5(こ)10(と)8(ば)

ということなんだね。笑

 

ことばというのは、

とても大事だ。

言葉の使い方が変われば、

間違いなく人生は変わる。

 

それくらい、

言葉ひとつでいろんなことが

変わってくる。

 

でも、言葉は危険でもある。

 

言葉に宿る「パワー」というのは、

往々にして人を傷つけるから。

人を勇気づけることもたくさんあるけど、

以前紹介した心理学的法則、

プロスペクト理論にもあるように、

ネガティブな言葉を浴びせられたときの

ダメージは計り知れないものになってしまう。

 

だから、

①言葉をどう使うかということ、

②言葉をどう受け止めるかということ

 

この二つがとても大事だ。

今回はそれを解説していこう!

 

 

①言葉をどう使うかということ

よく言われることだけど、

ネガティブな言葉をいつも使っている人に、

「運」や「徳」は絶対にやってこない。

 

もっと現実的にいうならば、

「チャンス(機会)」

「信頼」「人望」

は絶対にやってこない。

 

必然的に仕事で結果はでないし、

プライベートでも人間関係で

トラブルが絶えなくなる。

 

だから成功者はみな、

ポジティブな言葉づかいの人と

接しなさいと提唱しているわけだね。

 

リーダーの条件として、

「ことばづかい」を挙げる人もたくさんいる。

モーニング娘。やAKB48などの

振付師でもある夏まゆみ先生は、

『教え子が成長するリーダーは何をしているのか』

という本のなかで、

言葉の重要性を伝えている。

 

人を成長させるには、

成長させるリーダーの「ことば」が

極めて重要だというのだ。

(ちなみに「成長言葉」という表現で、具体的な使い方を教えてくださっています)

 

ことばが難しいのは、

相手との人間関係によって、

使い方が変わるところにある。

 

つまり、決まった「正解」がないということさ。

 

どの人に対しても

こう言えばうまくいく、

という表現はほとんどない。

 

その人が言われてうれしい言葉は、

人それぞれ違うし、

同じ人でも状況やタイミングが変われば、

言われてうれしい言葉は変わる。

 

また、言葉が難しいのは、

自分の気持ちを言葉で瞬時に

相手に「解釈」されるからだろう。

 

的確な表現を知らなければ、

違った意味で相手には伝わってしまう。

すると誤解を生んで、

ときに争いが生じてしまうわけだよね。

 

また、どんなに自分が的確に伝えたつもりでも、

相手が的確に受け取らなければ、

やっぱり誤解が生じてしまう。

 

言語論をちょっとでも勉強したことがある人ならばわかると思うけれど、ことばというのは「記号」にすぎない。

 

記号である以上は、

社会的な規範や常識に意味が左右される。

 

このブログで度々伝えている、

悩みは「意味」と「正義」から生まれる、

という話と似ているね。

 

つまり、

ことばには社会が作った

「意味」や「正義」がそのまま

「個人」というフィルターを通して

乗っかってしまうんだ。

 

だから難しい。

しかもおたがいの認識が的確に

「一致」しないかぎり、

誤解が生じるわけだから。

 

「誤解」がうむ確率はなかなかに高い。

 

だから言葉を上手に使える人は、

どんどん人から信頼されたり、

チャンスが巡ったりする。

 

では何を気をつければいいのか。

そのひとつの絶対的な方法が、

先ほども触れた「ポジティブな言葉遣い」だね。

 

ポジティブな言葉は、

たとえ誤解があっても、

「悪い誤解」にはつながりにくい。

 

だからトラブルも起きず、

信頼もされやすい。

チャンスもめぐってくる。

 

成功する人ほど、

言葉の大切さはわかっているから、

ポジティブな言葉遣いの人とだけ、

交わろうとするんだ。

 

そしてもうひとつ気をつけるべき方法が、

先ほどの②で書いた内容になる。

次からはそれに触れていこう。

 

 

②言葉をどう受け止めるかということ

言葉を介して「誤解」が生じるのは、

少なくとも自分のなかにも

言葉に対しての「意味」や「正義」があるからだ。

もうちょっと説明すると、

 

意味=こう受け止めるはずだよなあ

正義=これが正しい表現だよなあ

 

という思いだね。

自分自身がこの「縛り」にとらわれていなければ、

「誤解」が起こったとしても、

トラブルになることはない。

 

なぜなら、

相手がどのように解釈しても、

それはひとつの「正解」である、

ということがわかるからだ。

 

それを察知し、相手の捉え方を確認して、

「共通理解」に近づいていけばいい。

そうすると、相手も誤解していたことがわかるし、

それをちゃんと気づいてくれる自分に、

信頼を置いてくれるようになる。

 

加えて、

言葉の持つ意味や正義にとらわれなければ、

相手の言葉に対して「タフ」でいられる。

 

相手から何を言われても、

それはひとつの「解釈」であり、

「絶対的な正解」ではないと気づくから。

 

この効果は非常に大きい。

人は「ことば」によって悩まされ、

「ことば」によって傷つくことがとても多い。

 

そのため人はしばしば、

言葉に対して「違う!」と否定したり、

ときには言葉を使っている相手に対して

「間違っている!」と否定してしまう。

 

もしくは、

「知らない!」といって逃げてしまう。

その言葉自体をなかったかのように

自分のなかで扱ってしまうのだ。

 

それは相手を否定していないかのようで、

やっぱり否定している。

 

「相手との距離を埋めよう」としていないからだ。

だから、やっぱり相手との距離は埋まらない。

それどころか「逃げて」しまうことで、

より距離が開いて、歩み寄りにくくなる。

 

そして時間がたてばたつほど、

距離を近づけるのが難しくなる。

取り返すのが大変になってくる。

 

だから最初に、

「えいやっ!」って一歩踏み出して、

距離を詰めなければ、

いつも人間関係がうまくいかない、

悩み事がいつも多い人生になってしまうんだ。

 

どんな言葉を使うか、

ということももちろん大事だけど、

言葉に対して自分が

知らず知らずのうちに抱いている

「意味」や「正義」を取り外すことも、

ことばに向き合うときには重要ってことだね。

 

言葉と自分の関係が変われば、

相手と自分の関係も大きく変わるし、

人生の流れも変わっていくんだよ。

 

だからちょっとでいいから、

自分の思い込みを取り外してみてほしい。

 

ことばの誤解で、ぼくたちは山ほど損をしている。

その損を受け取り続けるか、

その損をなくして運や徳を積むのか。

 

その差って、

ほんとにすごい大きいから!

 

 

 

【今回のまとめ】
・ことばの影響力は絶大
・人を幸せにもするし、傷つけもする
・ことばは往々にして誤解を生む
・ポジティブな言葉遣いをすれば間違いはなくなる
・言葉に縛られている「意味」と「正義」を取り外す