やっぱりグロテスクだなぁと思います 

 

この原作小説は2017年から雑誌に連載が始まって最終章を加筆した上で2021年に出版されたのですが今回ドラマ化に際して原作小説家さんが「原作の主役清家一郎は嵐の櫻井翔さんがモデルです」とはじめて公表しました 「そうなんだ!それは楽しみ!」と思って買って読みはじめてみたらその主役はやたら「空っぽ」だの「人の言葉をそのまま喋ってる中身のない人間」みたいな描写が続く まぁそれはおいおい読み進めていけば話が変わってくるんだろうと思い耐えながら読み進めていったら挙げ句、清家の著作「悲願」のなかで恋人の名前を「仮に『美恵子』とする」などと紹介する 漢字は違えど「ミエコ」は本人の妻の名前と同じ読みである 櫻井ファンが知らないわけがない、いちばんセンシティブな事実 ここまで読んだ櫻井ファンがこの本いつ出たの?と確認した確率は100%だろうし、原作未読の櫻井ファンがドラマでこの名前が出たとき、その名前を本人がセリフとして口にしたとき凍りついた確率も100%だろう なお時系列的に2017年~2018年時点ではその名前は一般には知られていない 当時は別の有名人とのゴシップが話題だった 一般人まで知られるようになった報道の初出は2020年でその時も誤って違う女性の写真もあわせて拡散されたり一般には広まっていなかったことは明白である それにしても当時の荒れ具合はとんでもなかった …そんなファンからしたら地雷のような原作小説、なんで小説家さんは今になってわざわざモデルと公表したん?「翔ちゃんが主役のモデルの小説♥」と喜んだファンからしたら一旦高い山頂へ持ち上げられたところ谷底に突き落とされたような印象ですよ このドラマ化で小説は重版になったそうですが正直気分は悪いです 櫻井ファンにニコニコと笑顔を振りまいて著作を売って挙げ句この仕打ちかと 翔さん出演のドラマが面白いものとして世間に楽しんでもらえることは願うけどその一方でなにしてくれてんのという相反する気持ちはずっと心のなかでうごめいています