「VRおじさんの初恋」

『あのスーパーバイプレイヤー野間口徹さん初主演の!』が枕詞のNHK夜ドラ これもうそろそろ終わるのかなと思っていたんですが実は全8週で今第5週が終わったところなのでまだまだ先が読めません ネットで情報をあさったところ原作はかなりもっとあっさりしているそうです NHKは原作がある状況でその原作コンセプトを活かしつつ膨らませて別作品に仕上げるのが上手だなと思います(沖田☓華さんの漫画が原作のドラマたちと同じ)  独身リーマンおじさんがVRの世界で女子高生アバターとして出会った美女アバターと良い仲になって楽しい時間を過ごしていたものの…っていうコンセプトを聞いた時点で若干引いていた 「おじさんが美少女アバター選ぶのか さらにそのVR世界で美女と出会って仲良くなってもその中の人が中年だったり老人だったりはたまた少女だったりしたら…うーん結構どれでも難しいな」と思っていたのですが主人公の人物像が(なかばもどかしいほどに)丁寧に描かれていたので見ているうちに受け入れてしまいました VR美女のホナミが現実世界では坂東彌十郎さん演じる穂波おじいちゃんなのですがふと見たら彌十郎さんのお肌がとてもきれいでさすがレジェンドと思いました(ストーリーと関係ない)現実世界の穂波おじいちゃんはVR世界のホナミに負けずにほわほわやわらか愛らしいのですがお孫さんにそのVRホナミの存在を暴かれていたことがわかったときの激怒っぷりがすんごい怖かったです あんなに優しそうなの人なのにやっぱり怒るんだ そりゃープライバシーだもんねと思いました

 

 

「虎に翼」

なんのかんの見ています 普通におもろい(超雑な言い方)正直お父さんの裁判エピソードに話数を費やしすぎじゃないかちょっと長いな早く終わらないかなと思ってましたが決着がつく回が憲法記念日というのが決まっていたんじゃないかと言う話を聞いたのでじゃぁしょうがないそういうものかと思いました あと寅子が「はて」「はて」いうからだいぶ伝染ってます 朝ドラがこんなに女性の自立だの権利だのの作品なのに大河ドラマが源氏物語関連だったり人形劇平家物語を再放送してるのはちぐはぐ変な感じがします 歴史ものを見ていると女性は東洋西洋をとわず12~13歳くらい(初潮を迎える頃?)には「美しい」ということばのもとに時の権力者にお買い上げされるし、その偉い人の子をなすことが大義だの名誉みたいになってる そこに男性と同様な人権的なものはない 1000年前から変わらない 虎に翼のテーマ曲は100年経ったら変わる世界みたいなこと言ってるけどどっちかっていうとその直近100年…、いやこの40年くらいがむしろイレギュラーなのではとさえ思えてきます 繁殖の構造からしたら男女差は避けられないのかなー 完全なる男女平等個人尊重を推し進める流れこそが人口減少ひいては破滅につながるんじゃー…なのであんまり考えないようにしています 思考停止です だって尊重されたいじゃん自分は(ひどい)

 

 

「人形歴史スペクタクル 平家物語」

冷静になれば今までの私は「日本人形は念や呪いが掛かってそうで怖くて気味が悪い」と思っていたのにこの人形劇は楽しく見ています あと時代劇も苦手なのに視聴が続いてるのが自分でも不思議 たぶん展開が早くて言ったそばからやらかす人がたくさんいるのが面白いんだと思います 次回は清盛が崩壊していくところなので((o(´∀`)o))ワクワクしています

 

 

「Believe-君にかける橋-」

木村拓哉さん主演の名優てんこ盛りドラマ 特に天海祐希がいつもの主演オーラ出まくりなので主演の木村パイセンと一緒のシーンはダブル主演のバチバチ演技になってて面白いです 木村さんがあまみーの腰を抱くことがちょいちょいあるのですがそのたびに「うぉーその腰の細さよ!」とびっくりしています あまみー背が高いので忘れてしまいがちなんですがすんごく細いんですよねがん罹患設定も納得しちゃうほどの このドラマを見ていると木村パイセンはまわりから期待されているものをほんとちゃんお返しするかただなーと思います 本業ダンサーのシッキンshojiさんが丸刈りにして木村さんと同部屋の受刑者をやってるのですが普段ダンサーとしてお見かけする彼は9割5分笑顔なのでこのドラマで見る真顔が非常に怖くていいです 下っ端チンピラ感がとても似合う 

 

 

 

 

「天使の耳~交通警察の夜」

NHKドラマ10枠で全4話だったけどもっと長くても良かったなと思うくらい密度が高くてよかったです 東野圭吾原作で舞台をを現代にしたことでトリックというかミスリードを誘う大事な部分が「…いやそれはどうなんだろう」という気がしないでもなかった 小芝風花さんは一生懸命さを前に出した役柄を演じるのがとても上手 安田顕の含みのある演技が頼もしい 完全な悪もなければ善もない感じがよかったです 役柄の成果檀れいさんは浮いて見えた そういうキャラクターといえばそれまでですが あとシッキンのOguriさんが出てるの知らなかったのであれ?今のOguriじゃね?と再生し直した 俳優小栗基裕で出てました 

 

 

「燕は戻ってこない」

おなじNHKドラマ10枠 桐野夏生の小説が原作だけにヒリヒリした感じは初回から 内田有紀さんが可哀想できれいな人の役だった 石橋静河さん富田靖子さんともに女性陣が強い感じでこれからの展開はとても楽しみ