大画面テレビでWOWOWオンデマンド配信を見るのが日課となっております昨今、WOWOWオリジナルのドラマWが好物です がこのドラマWにも推理小説とかミステリー小説とかが原作の重々しいやつと力の抜けた癒し系のやつのとあって私は主に癒し系作品を中心に見ています 不思議なもんで私が見たい癒し系作品はトップページからのアクセスが悪いことが多くめんどくさいなーといつも思っています こんなに癒し系ばっかり選んで見てるんだから癒し系作品をページ上位に並べておいてよ あなたへのおすすめがまったく機能してなくてええいこんちくしょうめが、です

 

有村架純の撮休が面白かったので神木くんのも楽しみにしていたのですが一話の安達祐実との共演作はちょっと世にも奇妙な物語みたいなテイスト作品だったのでそういうのは視聴者は撮休シリーズには求めてないような… 俳優神木隆之介のパブリックャルイメージを膨らませて有り得そうなフィクション世界を描いてほしいのにメンタルホラーっぽいのとかタイムスリップとかバリバリフィクションはちょっとなーなのよ そんなわけで1、2話の撮休シリーズらしからぬ雰囲気に見るのやめた視聴者も多かったのでは 入れるにしても序盤には不向きなので順番変えたほうが良かったんじゃと思った 3話以降から撮休らしくていい感じ と思ったら最終話に好きな俳優の仲野太賀!喜んだ どうやら「コントが始まる」の撮影と時期が被っていたそうでそれもあって空気感のいい作品だった 

ファンの回で「俳優神木隆之介は国民のこども」っていうフレーズがあったけどまさにそれと思った あとパンダの回の神木くんのベストが櫻井翔meetsキャバリアパピーと同じだった このベスト着てるタレントさんほかでもみたのであの時期流行ってたのかなと思った

 

  

 

 

 

小林聡美の「ペンションメッツアと似たようなドラマWあったよなー」と思って昔の探して見た なんと2013年だそうな そんなに経っていたかーとびっくり 当時小林聡美はパスコのCMをやってたんだけどそのパスコ協賛って感じのすてきな美味しそうなサンドイッチセットメニューが画面いっぱいに もたいまさこがセットなのは覚えてるけど光石研さんも出てた 小林聡美のスローライフ映像作品シリーズの定番俳優陣だったみたい 小林聡美主演の映画「めがね」でもふたりとも出てた ペンションドラマもそうだったんだけどこの手の作品で商売やってる人らはいつも全くお金に困ってない というかお金払ってる描写があっても資金繰りが不明 すべてが余裕にみちみちている そのへんが美しい絵空事…というか絵本のような世界でおだやかいいです むしろそこで癒やされているような アルバイトのしまちゃん、ボーイッシュな背の高い美人俳優さんなんですがあんまり最近の作品で見ない人だなとおもってググったら伽奈さんとのこと 嵐の復活LOVEのMVにも出演されてるとか へー 主役のあきこは野良猫拾って一緒に生活するんですが留守番させてるうちに窓が空いてて逃がしちゃうエピソード そのあと大して探す描写がないところに時代性を感じました 窓あいてるのもアレだし半野良の自由な出入りを受け入れる、必死にならない飼い方って昔は結構普通だったよなーと(猫飼ったことないけど)

 

 

 

 

 

実在のコピーライターさんが育休取って子育てしてるっていうエッセイが原作だそうでこういうのはきっと電通所属なんだろなと思ったらやっぱり電通の人だった 隠しきれない電通風味が面白い 瀬戸康史さんが主役のコピーライター魚返、先日まで新空港占拠で本庄やってた瀧内公美さんが妻の愛子役だったので妻が映るとああ本庄、家ではこんななのかなと理由のわからない気持ちになってた 中でも訴えたくても訴えられない色々あった愛子がお風呂でひとりさめざめと泣くシーンでは「お風呂ってひとりで泣くよね」といっしょに泣いた 全体的に主人公のイクメン夫がやたら協力的で育児に熱心、妙にいいパパ(そして他のパパを見下す…)に描かれすぎてるような気がした 何があっても画面の中では我が子を可愛がる瀬戸くんはKAWAIIので絵になりますが多分実在の妻からしたら何調子いいこといってんだ…がいっぱいあったんじゃないかなーなどと邪推 でも面白いです すべての子育て世帯を応援してあげてほしくなります 個人的にいいパパぶってる夫が赤子の面倒を一人で見なきゃいいけない時間帯にふとテレビに写ったラーメンに心奪われ「30分くらいならいいんじゃないかな…」と生後半年の赤子を自宅にひとり置き去りにしてラーメン屋に行こうとしたエピソードには理解できませんでした そもそもラーメン屋での外食への情熱がないのと妻が家にいるのに「怒られるから」声をかけずにしれっと出かけようとしたことは二重に理解できなかったです 

 

 

神木くんのが尻上がりに面白かったのでちょっと苦手意識のある竹内涼真編も見る 私が「んー」とひっかかってしまう竹内くんのパブリックイメージを上手にフィクションに落とし込んでいてああこれでいいのかみんなこういうふうに思ってんだなと安心?した 逆手に取るというか制作陣うまいなーと思った(これは神木くんのときも思った)