遠かった春 | ウルトラのちち=Bar Socket 店長

ウルトラのちち=Bar Socket 店長

大阪市生野区コリアンタウン近く
Bar Socket 店長の日記

2012/10/26

最近週一で Socket に来られるお客様がいます。
同じ曜日のほぼ同じ時間に。

最初に来られた時に「こら分からんゎ!」
という言葉と共にお店のドアが開きました。
親御さんが Socket のお近くとかで、
お昼間にだいぶ探されたとおっしゃっていました。

ウルトラのちち=Bar Socket 店長

「上本町1丁目辺りにある隠れbarで聞いて来ました。」
と聞いて、あっ、あそこのマスターだわ。って分かって、
色々と楽しいお話をさせて頂きました。

帰り際に頂いた名刺には「春知」とあります。
奈良の生駒の中腹辺りにある蕎麦屋さんでした。
その後同じ曜日の同じ時間に来店頂いていました。

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さて、一昨日の夜は中学時代の友人が来店。
その時に天ぷらとお蕎麦の話で大いに盛り上がり、
あっ、あのお客さんのころに行ってみようって思ったんです。

そして昨日、あえてスーパーカブで行こうと思い立ち、
今里の交差点からただひたすら、東に向かいました。
中環を越え、外環を越え、平岡公園までやってきました。

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ここまで快調に来ましたが、いよいよ峠の難所に入ります。
急な坂を行くと、どんどん道幅が狭くなってきます。
そう、国道308号線は酷道と呼ばれている道。
皆さんご存知の暗峠(くらがり峠)です。

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最初こそ調子よく上っていたんですが、
さすがに昭和39年製のスーパーカブ、
1速でしか登って行かず、とうとうヒート気味に。
アカン!と思って何度も休憩。峠越えれるのか?
結局エンジンをかけて、1速で押して登り切りました。
気温12度なのに、汗ダラダラ・・・・。

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峠と闘いながら、やっと目的地の「春知」へ到着。
結構時間かかってしまいました。

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築100年というお家を改装した店内を
眺めながら、メニューをみます。
「ご注文は?」と聞かれて、即答で、
「天ざる蕎麦をお願いします。」
デカい海老2匹が迫力です。シンプルで美味い。

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苦労してたどり着いたのを差し引いても、
十割そばは物凄く美味しかった。是非皆さんも一度。
やっぱり酷道308号線をお奨めします。