2012/6/4
ナイキの前身 B R S 社(ブルーリボンスポーツ社)を
1964年に創設したフィル・ナイトは、1963年に
大学の卒業旅行で日本に立ち寄りました。
その日本でオニツカシューズに出会い、
品質と価格のパフォーマンスに感銘を受け、
直接会社を訪れ、アメリカにおけるオニツカシューズ
の販売代理店の契約を交わしました。
当初アメリカでのオニツカシューズの販売は順調で、
1968年には一緒に会社を創設したビル・バウワーマンが
メキシコ五輪に向けて「オニツカ・コルテッツ」を共同開発。
その後両者の契約は解除されましたが、
オニツカ人材の引き抜きや、競合会社での製造など、
B R S 社もなかなかやってたみたいです。
そのお返しで契約解除後もオニツカ側が
「オニツカ・コルテツ」を販売し続けたかどうかは
わかりませんが、後に裁判沙汰になり、
オニツカ側が和解金を支払っています。
1971年スウッシュラインの「レザー・コルテッツ」発売。
1972年初のナイキブランドの「ナイロン・コルテッツ」発売。
1975年ワッフル・トレーナー発売。と、
その後順調にメジャーな道を歩むナイキでした。
画像は上から MADE IN U.S.A.
ヘリンボーンソールの「レザー・コルテッツ」
トシちゃんカラーのコルテッツはMADE IN JAPAN
フレアソールの「コルテッツⅡ」
その下は、筆記体NIKEの復刻版。
MADE IN INDONESIAワッフル・ソール。
3足の外観はそれほど変わらないですが、
ソールのディテールはかなり違います。
そして、最後は比較のためネット上から探した
オニツカ・コルテッツの原型とされるらしい
マラップナイロンSP。
まぁ過去に色々あった、
因縁のナイキとオニツカ(アシックス)ですが、
テニスのフィールドでは今年もガチンコ勝負で頼みます。
Bar Socket http://www.socket3510.com