2012/2/13
関西アンサンブルコンテストに娘が参加しました。
想えば、10月の学内でのコンクールの時、
「今日のコンクールが終わったら、クラブを辞めたい。」
と言っていた娘。中学2年生という、とっても微妙な
年齢でもあるし、女子校ということもあるし、
色々と悩みもあったろうと思います。
それが、学内で選抜チームに選ばれ、
「辞める」が延期されて、半分仕方なしに練習を
続けている娘は、しかしどこか「よし」という部分も
見て取れたので、このまま・・・と思っていました。
12月の大阪府の大会で金賞を獲得し、大阪府代表。
そして関西大会へと練習にも熱が入ります。
いつの間にか娘は、「辞める」なんて言わなくなって、
ただひたすら練習に励んでいました。
大会まであと2日、疲れもピークでとうとう発熱。
「自分が抜けると皆の練習にならないから」と言い、
ストイックに練習に向かう娘に、驚きながらも
娘の成長を感じました。
大会前日、熱もピークでフラフラになりながら、
寝る前に嫁に言った言葉が忘れられません。
「どれだけ熱があっても、どれだけしんどくても、
明日は絶対に行くからね。」
あんなに我がままで、自分の事しか言わなかった娘が、
と思うと、親として本当に有難いと思いました。
だって、子どもが成長した瞬間を感じたのですから。
残念ながら、コンクールの結果は銀賞。
しかし、娘は本当に清清しい顔をしていました。
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