「変人」に学ぶ正しい生き方 | 社会学的キャリア論 Sociological Style

「変人」に学ぶ正しい生き方

最近は、24時近くにブログを書く
リズムになっているので、必然的に夜型に。

暖かい季節には
朝の運動が何より気持ち良いので、
今日から朝からの動きをちょっと多くしてみました。

寒い季節は布団が一番ですが(笑)
暖かい季節は、一汗かいてから仕事スタートがベスト!

そろそろリズムの模様替えもしていこうかなと思っています。

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成毛さんのブログを読んで、昔買っておいた
『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を読み始めました。

この本、いやこの人、実に面白い。。


白と赤のペンキを混ぜれば
黄色ができるというその道何十年のプロに対して
光生成の理論から反論をしたり、

アリが餌にたどりつくまで、
そしてたどり着いた後のメカニズムを研究したり、

ファインマンさんは、
一言でいえば「変人」です(笑)


こうしたことは、本業や自分の生業とは無関係で
すべて「興味をもったからやっている」ことなんですね。


効率主義的な視点から見れば、
無意味なことにばかりに労力をかけて
もったいないなぁというところでしょうか。


でも、ファインマンさんは、
自分が興味を持ったこと【のみ】に集中することで、

やらなきゃいけないコトとして努力している
他の誰よりも【深掘り】を繰り返し、
手がけた仕事でも、研究でも圧倒的結果をもたらします。


たった1冊読んだだけではありますが、
彼の営みには一切(!)ムリがない。


今まで読んだ内容で
ファインマンさんから感じたコトを挙げると

▼やりたいから、やる。だから疲れない。

▼本当にやりたいことだから、
 時間も忘れて、誰も勝てないほどの集中力と労力が
 自然の内にかかっている。そして、それは何より楽しいこと!

▼興味関心の範囲は、
 学問分野や常識などで区切られていないので、
 自由なインプットに比例して、発想も豊かで奇抜になる。

▼故に、圧倒的な結果を自然の内に出している

と言うことだと思うのです。


そういえば、
ロールモデルの一人とお慕いしている方と
以前お話ししていた時に

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 好きなこと・没入できることをしていくと、
 他の人には努力する対象が
 自分にとって楽しくてたまらないことになる。

 だから、集中力も学びも数倍の結果を生むので、
 今、どんなに差があろうとも、

 将来的には誰も勝てない独自の専門分野として
 花開くことになる。

 だから、対象をどこに設定するかよりも
 何がしたいかが重要となる。

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というお話しを伺ったことを思い出しました。


それが、幼少の頃を思い出すことなのか、
青春時代の振り返りで出てくるのか、
今感じることなのかは、人それぞれとは思いますが、

自分が【没入】【没頭】できる何ごとかに気付き、

例え、今の段階でそこに「現在価値」が見出せなくても
素直な(楽しい!と思う)心で真剣に向かっていくことが、
最大の自己投資であり、キャリア形成になるのではないかと思うのです。


他者から見たら変人と思う人の生き方の中にこそ
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自分が真に求める指標あり
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そんなことを思いました。


自分にとっての【没入】対象を
自己との対話によって探ってみる時間をもつ。

というのは、キャリア形成において
とても大事な時間だと思ったのですが、いかがでしょうか?


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自分にとっての【没入】対象は
やはり

「大好きな社会学を使って
 いかに理想のライフスタイルを実現させるか考え、行動するとき」

「そして、そのことについて書いているとき」、です。


ですから、敢えて1日1回と決めていますが、
何時間でも何十時間でも書いていることが出来ますし、
なにより楽しくてたまらない(笑)。


でも、作家志望でもないですし、
文だけで稼ぐほどでもないので、

「社会学」×「書くチカラ」×「好きな分野の学び」×
「人との出会い」×「関心に赴くままの行動」×「情報発信」・・・

によって、

それぞれはまあまあのレベルであっても
【没入】をベースとしたかけ算でオンリーワンの存在となり、
必ずや自分なりの(社会的に見てもそれと分かる)結果を出す!、

と決めています(【宣言】)!


そう言う意味で、
いつか「あいつは変人だ」と言われたい願望があります(笑)


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)/リチャード P. ファインマン

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