部屋でのしばしの休憩を終え、ジャイプールの観光スポットへ再び赴くことに。


ちなみに、この時点では翌日何するか決めていなかったので、

1.  スケジュール的にはかなりハードだけど、タージマハルを見にアーグラー に行く

2.  時間にある程度余裕をもって、ジャイプールをしっかり観光

の二択で迷っていましたが、話し合いの結果、せっかくの初インドということで、タージマハルに行くことにしました。

以前紹介したredBusというアプリで、急遽バスを予約してから、ジャイプールの観光名所アンベール城を目指します。

いつものようにホテルでUberを手配し(だんだん慣れてきた)、ドライバーさんが到着したので、
時間がないことだし、どうせならアンベール城以外の観光名所にも連れて行ってもらおうとその場で半日チャーターの交渉をし、結局2人でたしか1200ルピー(日本円で1700円くらい?)でお願いしました。
確認のためもう一度。1200ルピーでお願いしました。

まずはじめに、行きたかったアンベール城に連れて行ってもらいました。

アンベール城付近は観光客で渋滞がすごく、途中でオートリキシャから降りて歩いて向かいます。
オートリキシャのおっちゃんとは、見学を終えたら駐車場で待ち合わせを行います。



写真ではなんかちょっとビミョウだけど、入り口に向かうまでに対岸から見えるアンベール城は結構ションテンガリアードンっ!(テンション上がりました)でした。

勿論中も見所が多く、時間がないにもかかわらず、結構長い時間いた気がします。





ここでも、なぜか一緒に行ってた友人が人気者で、写真を頼まれていました。笑

そして、カメラを持った自分に気づくと、写真を要求されます。

いい笑顔!!笑
写真撮られるのが好きな人が多いんだな、インドって。
意外とナルシシストな国民性なのかもしれないと思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ。


途中いかにも怪しい草を堂々と売ってるおじさんもいましたが、そんなのもひっくるめてインドなんやな。

一通り、見終えたので駐車場に向かい、次の場所に移動です。

次は、オートリキシャのおっちゃんオススメの、Panna Menna ka Kundという場所へ。

あんまりよく分かっていませんでしたが、多分貯水池みたいなものだと思います。



この階段のようになってるデザインが秀逸でした。

隣にあった小さい寺院?からもしっかりアンベール城を拝めることができます。


人が少ないので、落ち着いて観光できました。

次は、Jal Mahal(ジャル・マハル)へ。
いわゆる水に浮かぶお城ですね。

これも写真じゃなんかあんまりだけど、生はすごかったなぁ〜。是非実際に訪れて見てほしい場所の一つです。

それにしても、どこもかしこも人が多い。笑
インドの人口のパワーを感じます。

そろそろ陽も落ちて、辺りも暗くなってきた時間帯ですが、
オートリキシャのおっちゃんに
「monkey temple行きたいか?」と聞かれ、
よくわからないけどとりあえず「yes」と答え、
次はMonkey temple?に向かうことに。

入り口付近に到着すると、若いお兄ちゃんが近付いてきて、値段交渉してきます。笑

どうやら、バイクの後ろに乗せて坂を登ったところにそのMonkey templeがあるとのこと。

正直言って、猿には好意より恐怖の念が強かったので、そこまで見たいわけでもなく、当時現金もあまり持ち合わせていなかったので(たしか、手持ち700ルピーくらい)、断ろうとしたんですが、お兄さんはなかなか引き下がらない。笑

最初は500ルピーで交渉してきましたが、渋る日本人2人組に対して、
「戻ってきてから満足した分だけ払ってくれればいい、なんなら満足できなければお金はいらない」
と吹っかけてきます。笑

行ったら払うことになるだろうなとは思いつつも、相手も引き下がる様子はないし、せっかくここまで来たということで了承し、1つのバイクに3人乗りで坂を登っていきます。

なにしろ、これがスリルがあっておもしろかった笑
「Slowly, slowly」と言いながらいろは坂のような路を進んでいきます。
個人的には猿よりもこのアトラクションにすでに満足してました。笑

途中ジャイプールの夜景も見れたりして。

これもやっぱり下手な写真だと伝わらない。笑

寺院の入り口に着くと、まず50ルピーほどのお布施を渡して(カメラの数などで金額が決まる  ps.手持ちの現金が減っていく、、)、モンキーテンプルの見学ですが、めっちゃコワイ。。笑
暗くて周りはよく見えなかったですが、キーキー鳴いていらっしゃる。

「ここから写真撮りな」と、ガイドのお兄ちゃんに言われるも、ブレる、ブレる。笑


猿を恐れずグイグイ進んでいく兄ちゃんをよそに、ビビりまくって全然足が進みません。
猿に襲われたりしないのかな。。笑

でも帰り際、2019年最後の訪問者だと言われ、それはなんか縁起いいなと思いつつ来た道を戻ります。

下りは、行き程の興奮はありませんでしたが、短いツーリング?を楽しみました。

そして、最後はもちろん600ルピーを要求してきます。
なんか、知らないうちに元値より100ルピー上がってるんだけど!!自分たちで金額決めていいって言ってなかったっけ!!!???

インド恐るべし。。
400ルピー渡せばいいや、と思っていた日本人は甘かった。。

結局、500ルピーで交渉成立し、手持ちが100ルピーちょっとになってしまったので、お金がおろせる銀行に寄ってもらいました。笑

この半日チャーターツアー最後の目的地は、ライトアップがキレイということで、アルバート・ホール博物館へ。


写真を撮っていると、前から欧米系?の複数人のグループが近付いてきて、「あ、これ、もしかして何かスられるパターンのやつ?」と思ってビビってると、「一緒に写真撮ろうぜ」とのこと。

写真大好きかっ!!
と心で小さなツッコミを入れ、それでも万一に備えてスリを警戒しながら、密着状態で写真を撮り終えると、「サンキュー」と握手を求め、去っていきました。

疑ってスマン!!
と心で小さな土下座をしてから、オートリキシャに戻り、ホテルまで送ってもらいました。

ホテルに着くと、1500ルピーを要求してきます。

あれ、1200ルピーじゃなかったっけ。いや、たしかに1200ルピーだったはず。うん、そうだよな、2回確認したよな。

そんな心の中の会話など関係なく、悲しそうな目でこちらを見てきます。

でもたしかに、安全運転とは言えなくとも時間内に色々見れるようにスピード出して移動してくれたし、その結果途中軽く通行してるおじさんを轢いてトラブルに巻き込まれかけるエピソードもくれたし(渋滞中でスピードは出てなかったからそこまで大事じゃなかったけど、なぜか轢いた側が逆ギレしてました笑)、
300円くらいでケチケチするのもあれだしってことで1400ルピー渡しました(100ルピーケチった)。

改めてありがとうございます。最後へんな風に書いてしまいましたが、実際のところは普通に良い人でした。
ただ、インドにはそういう観光客に対する自己申告制のチップみたいなものが文化としてあるんだなってことにしておきましょう。チップです、あくまで。


というわけで、内容の濃かった
ジャイプール、自己申告制のチップ文化との出会い編
はここらへんで。

Hasta próximo viaje!


今日の一枚【Foto del día】