今日は、昨日よりも早い5時起床。

フランスの南端にあるマルセイユに日帰りでブイヤベースを食べに行く、

という無謀な計画のためには、睡眠時間を削るしかない。

昨晩、フロントのお兄さんにタクシーを呼んでもらうよう

頼んでおいたが、すっかり忘れていた様子。

急いで呼んでもらい、リヨン駅へ。


2時間ほどTGVに揺られて到着したのは、アヴィニオンという街。

マルセイユだけでは勿体無いと、貧乏根性で途中下車。

中世の時代に法王庁がおかれていた世界遺産である小さな古都は、

城壁にぐるりと囲まれていて、タイムスリップしたかのような世界。


と、雰囲気に酔っていたのも束の間、

目の前をセグウェイに乗った家族が通り過ぎ、興ざめ。

手ごろな大きさ、気候の良さから、世界中の人が集まる

まさに観光地。僕もご他聞に漏れず、デジカメでガシガシ取りまくることにした。


サン・マルティア寺院、サン・ディディエ教会など寄り道して

メインの法王庁宮殿へ。巨大な城壁に圧巻。

ガイダンス機を借りて色々と歴史を聞きながらまわっていたら、

いつの間にか時間が経ってしまい、急いでサン・ベネゼ橋を見て、バス停へ。

マルセイユ行きのTGVに、何とかギリギリ間に合った。


更に1時間ほどTGVに乗り、マルセイユに到着。

とにかく泥棒が多い街だから気をつけて、という知り合いのアドバイスに従って

カバンを前面に抱えて地下鉄に乗り込み、ベルジュ埠頭へ。

地上に出ると、本当に本当に絵に描いたような太陽と港が待っていた。

昔、浅野ゆう子と風間トオルが旅番組ではしゃいでいたのを

かすかに覚えていたのだけど、あれは仕込じゃなかったんだ!と変なところで感動。


日帰りなので、時間もなし。

早速、地球の歩き方でお勧めのレストラン『ミラマール』にてランチ。

もちろんブイヤベースを注文。

2人前からしかない、とのことだったが、もちろん注文。

ものすごい人気店のようで、次から次へと客が入ってくる。

最初に出てきた前菜からブイヤベースまで、30分近く待たされてしまった。


鉄鍋に入ったブイヤベースをガツガツ食べるつもりでいたが、

僕のテーブルが小さすぎたこともあり、奥のテーブルにて

店員さんのほうで、適度に盛って持ってきてくれた。

味も最高!と言いたいところだったが、日本人には若干塩がきつめ。

美味しい魚介類だけさらって、スープは半分近く残してしまった。

もともと2人前だから、1人前は食べたってことか、と後で気づく。


続いてバスに乗って、ル・コルビジェがデザインした集合住宅の

「ユニテ・ダビタシオン」へ。

50年以上前の建物とは思えないポップ&モダン。

入り口あたりで何かの撮影をしているクルーがいたので、

声をかけると警察モノのテレビドラマのロケらしかった。


見切らないように気をつけながらビルの中に入る。

中は、アパート、郵便局、レストラン、ホテルなどが入る複合施設。

ちょうど掃除中のホテルの部屋にメイドさんに入れてもらい記念撮影。

客室の色もプロヴァンスイエローで、外装同様カワイイ。

コルビジェ設計の部屋に実際に泊まれるとは、建築好きにはたまらないだろうなぁ。


マルセイユ散策のラストはノートルダム・ド・ラ・ギャルドバジリカ聖堂。

ベルジュ埠頭から出ているトラム風バスのチケットを買い、

出発直前に目に入ったハーゲンダッツでアイスクリームを調達し、乗り込む。

丘の上に立つ聖堂で、徒歩ではかなり大変そう。こちらにして正解。

聖堂の中も素敵だったが、何よりも高台から見たマルセイユの街が最高。


帰りはマルセイユからリヨン駅まで直行。

結構ハードな一日で、といっても観光だけだが、

疲れ果ててしまい、TGVの適度な揺れの中で爆睡。

ホテルについても、シャワーを浴びる元気も無く、歯だけ磨いて寝ることにした。



【本日のSocial】


#109: basic charity

basic charity

教会に並べられたキャンドルは、チャリティのはじまりとも言われる。

小さなキャンドルは1ユーロ、大きなキャンドルは2ユーロが相場。

昔は、教会の運営資金となるキャンドル作りを、

教区の子供たちが手伝い、お駄賃としてキャンディを貰っていたとのこと。


#110: accountability for food
accountability for food

マクドナルドの店内に置かれていた栄養リーフレット。

カロリー、脂肪、塩分、ビタミンなどをセットメニューごとに表示。

子供、大人それぞれが一日に必要な栄養量も書かれているが、

コーヒー訴訟に続く、肥満訴訟対策のための食の情報開示か?