今アメリカでコンテンツ作りに従事している身として
欧米はデザイン(企画コンセプト、ビジュアル共に)が写実的なのに対して
日本は既存製品をベースとした別のアプローチが染み付きすぎている事に気がついた。
以前から宮崎駿氏の
日本人は物体を点と線で認識するのに対して 欧米はオブジェクト(物体そのもの)を
捉えると言っていたのは凄く良い考察だと思ってたのだけれど
その原因がイマイチ掴めなかった。
象形文字文化と言う点と線を元にした思考回路が形成されていると言う点と
文化、商品を輸入し、常にそれをブラッシュアップしてきた文化
が主な原因だと思っていたが日本固有の文化もある事を考えると
いまいちバッチリくる仮説が立たなかった。
日本の文化は優秀な文化を吸収、ブラッシュアップする事だが、
新しいフィールドや市場の黎明期においては
写実的にコンセプトを考え、
現実世界の何かを リプレイスすると言うアプローチに対しては
貧弱性を抱えていると思う。
日本が世界とのボーダーレスな戦いを仕入られるだけであれば
まだ十分に活路は見出せると思うが
市場の変化のスピードに大してはほぼ無力。
世界で戦うためには既存の商品から目を離し、
一旦現実世界(特に世界の消費者の実態)から見た機能、サービスの提供
と言う視点に戻るべきじゃなかろうか。
