解散から1週間経ちました | そーちんぐー

そーちんぐー

矢澤壮太のブログです。
backnumberのギターサポートしてます。
ArtyPackerでは歌ってます。

現在タイトルを募集中です。

back numberのJAPAN JAMのライブありがとうございました!
凄い強風でしたが貴重な経験ができました。
見てくれてた皆様、ありがとう!!




タイトルにもある様に
脱退と解散発表から1週間が経ちました。
僕の中ではあのライブが終わるまでは
誠に勝手ながら皆様のツイートやお言葉に
特にお返事を出す訳でもなく現在に至っております。
すみません。





貰ったコメント、リプを読んでは
そうだよなぁ…と思うばかりです。

厳しい言葉もいくつか見ました。
僕が脱退、解散を希望したのは事実ではあるので
受け入れなくてはなるまいと思いながら
何度も繰り返し読んで
URCHIN FARMがどれだけ大事に思われていたのか
という事を改めて思い知らされました。




これからも応援します!
と言ってくれた方だって
心の中ではまだ整理がついてない方もいると思います。
なんと言ったって付けてしまった傷が
癒される訳では無いのは承知の上ですが




それでも
言うべきことはもう一度ちゃんと言うべきだなと
改めてブログを書かせてもらおうと。
あの文章では伝わらない事のが多いかもしれないと思ったので。





一生懸命書きますが
不快な思いをさせてしまったらごめんなさい。
もちろんそういうつもりはないんですが
言葉を出す以上受け取り方はそれぞれ。
できる限り多くの人に伝わるように願いながら
少し前向きに読んで頂けたらと思います!









音楽を始めた頃から休止、再結成からここに至るまで
僕なりに必死にやって来ました。
楽しい瞬間が数限りなくあるこのバンド。
なんとかこのチームでやっていけたらなぁと思っていました。
何故ならばURCHIN FARMが大好きだからです。






僕は誰かにパワーを分けられるようなバンドを目指してここまでやって来ました。
そう言うメッセージも歌詞に込めてきました。
誰かが1ミリでも進める力を僕がもし与えられるなら
こんなに凄い事はない!
商業的な成功は大事!!
だけど後で考えよう、
ここまできたらそれを命懸けでやっていこう、
そしたら必ずいい事がある
そう思って生きてきました。
綺麗事にも聞こえるかもしれないけど。






そんな自分が脱退の決断をする
何故こんなことになってしまったのか、
当たり前ですが嫌になった訳ではないです。
いくつか見かけた意見にあった


サポートの仕事があるから
ArtyPackerが楽しくてもっとやりたくなったから


そんなことだけを理由にURCHIN FARMを辞めるわけがないんです。
そこで歌う人生こそ僕がやるべき事と信じてきましたから。



URCHIN FARMは1人ではできません。
自分に嘘をついてはできません。
可能な限り真摯にお客さんに向き合って歌う。
そうじゃないとメッセージという名のただの言葉が
意味を持って届くなんてありえないんです。



僕は
URCHIN FARMというチームではそれが出来なくなった
と思ってしまいました。



ツイートやご意見の中でも見かけましたが
3/11、4/27のライブに来てくれた方は
ひょっとしたらその違和感に気付いた方もいるかもしれません。


もちろん僕は僕なりに一生懸命全力で歌いました。
でも以前のURCHIN FARMとは何か違う違和感。
特にドラムのともきが東京、名古屋でラストなのにこんなライブでいいのか?その事にも触れない雰囲気。
どうしても思った様になっていかない悔しさ。
拭えない不信感。
戸惑いが凄くありました。



それはその2本だけで始まった事ではなく
長い時間をかけて溜まってしまった物で
それが溢れ出てしまったんだと思います。



これ以上続ける事が
お客さんや自分、ともきも含め大事な人たちを本当の意味で大切に出来ない人間になってしまう事なのではないか?
と思うようになりました。




簡単に言えば
何のために?
誰のために??
どこに命をかければいい??
そんな気持ちばかりが浮かんでくるようになってしまいました。







こんな気持ちでURCHIN FARMをやっても
お客さんの気持ちを動かすなんて不可能。
ならばこれ以上続けることが出来ない。





そして名古屋のライブの後に
URCHIN FARMを脱退しようと決め
メンバー2人に伝えました。
最後のライブをやるべきかの話も出ませんでした。





因みに元々、この先のライブも活動も何も決まっていませんでした。
ともきもいなくなってしまった。
僕にはいろんな意味でこの先の想像がつきませんでした。






今だってライブをしたいし
1人1人の目を見て感謝の言葉を伝えたいけど
それが叶わない。
バンドは生き物だからきちんと終われるほどよく出来てないしそれでいいんだ、
と僕は思う事にしました。
本当に寂しいけど。
最後にもう1度見たいと思ってくれた皆様、本当にごめんなさい。



思うにURCHIN FARMは疲弊仕切っていたんだと思います。
僕が大好きなURCHIN FARMが何だかよく分からない形で忘れ去られていくのが耐えられませんでした。
だったらしっかりピリオドを打って次に向かう方がどれだけいいだろうかと。


大好きな、大事な曲、全力で作ってきました。
ライブもいつも全力でやって来ました。
それが出来なくなるのは本当に本当に苦しいです。




あなたの勝手だろ?
今まで何だったんだよ?

って意見も分かります。



もちろんこれだけではないです。
でも僕個人の見解を自分の視点で書いても
それは意味の無い事なのでやめます。
言えない事がある事もご理解頂きたいです。
今後聞かれても答える予定もありません。



心の中の話で分かりにくい事だらけ。
これからも全員に応援して欲しいなんてワガママは通らないのも理解してます。
それでもこういう決断を下した僕を
時間がかかる人もいると思いますが
理解してくれたら嬉しいです。















ここまで読んでもらって
お疲れかと思いますがもうちょっと。




僕が弾き語りで活動している
ArtyPacker(アーティーパッカー)に関して。
色々話しておかないといけない事が沢山あります。



殆どの人は関係ないんですが




一部の人が、今回のURCHIN FARMの解散の件でこのチームや関わってくれている人間を傷付けてるのが目立ちます。
本当にやめてください。
ただただ悲しいです。



大事な人が特定の誰かだとか
アルパカのせいで解散したとか
勝手な変な憶測で攻撃するのはやめてください。
大事な人とは僕に関わってくれる人達全員の事だし、もちろんその言葉を投げてしまったあなたもそうなんです。
もしアルパカのせいで解散しちゃう様な貧弱バンドならそもそも僕はやっていません。



今回の件はアーチンの事。
僕が全て考えて決めたことです。
彼らは違うチームの人間たちで全く関係ありません。
相談には乗ってくれましたが
辞めることを煽ったりするはずも無く
きちんと僕や僕の人生に向き合ってくれました。
サポートメンバー、スタッフみんながそう接してくれました。








厳しい言葉なら僕に向かって言ってください。




それならいくらでも…って程強くはないけど
なんとか耐えられる。
だっていくらだって言えるじゃない。
ツイッターとかここでもいいんだし。




流石にその行為は卑怯と言わざるを得ないです。
だからお願いします、それだけはやめてください。
そんな事しても心は絶対に晴れません。






アルパカがあるから辞めても平気!なんて
少しだって思ったことはありません。
来てくれた事がある方はわかると思いますが
やってる事は全く違います。
自分の言葉で闘わないとダメなのも知ってます。
だから死ぬ程悩んだんだ。





元々始まりは1人では弾き語りするのは少し寂しい、
でももっと歌いたいな…
と思い始めたのがきっかけでした。



去年の今頃から徐々にアーチンのライブが少なくなったのは皆様も知っていると思いますが
歌う場所が減るのはどうしたもんかと。



でもこれをチャンスに変えようと
今までURCHIN FARMの曲を歌う事しかやってこなかったから
他の取り組みをして新しい何かを手に入れよう!
それが自分の歌にもサポートの仕事にも
必ずいい作用が産まれるはずだ!
と考えてMALに一緒にやって欲しいとお願いしました。



事情によりURCHIN FARMの曲は一切使用出来なくなりましたが。
でもそれさえもチャンスに変えなくてはと思い、
全てカバーになろうとも僕らは演奏させてもらう1曲1曲にきちんと向き合っていこう!と。
本当にそれで良いのか、何になるのかはわからないけど
自分のスキルアップに繋がっていくはずだし、
コーラスの仕事やアーチンのボーカルとしての歌に何か還元できるはず!
お前がやってるURCHIN FARMってバンド見てみたいなって思ってくれる人もいるかもしれない。
そしてちゃんとやっていけば面白がってくれる人が出てきてくれるんじゃないか?
やっている事や歌や演奏や人、
とにかく何でも良いからお客様に「また来たい」って思ってもらえることを模索しよう!と。




そう考えてたところに力を貸してくれた人達が
今のサポートメンバーであり、スタッフ達です。




そんな人達が集まってくれたおかげで
このユニットに名前を付けられて、
アーチンで行けない場所にも待っていてくれる人がいるなら会いに行こうよって言ってくれて、
今があるんです。
まだ生まれたてみたいなもので悩みは尽きないけど
どうしたらお客様に楽しんでもらえるか、みんないつもそればかり考えてくれてます。
そんな彼らのおかげで今までとは違う意味で、歌う楽しさや仲間の大事さを改めて学んでいる所です。





そんな僕の周りにいてくれる人達を
お客さん達も一緒に守ってはもらえないだろうか?
やり場のない気持ちの行き先がそうなのかもしれないけど
そのちょっとした言葉で
その人達をどれだけ苦しめる事か。
どれだけ悲しい気持ちにさせるか。
もう一度考えてみて下さい。
相手は人間ですぜ。
本当に大事な仲間達なのです、どうかお願いします。





それでも言い足りねぇ!!
関係ねぇ!!こっちの気持ちは??
なんて人はもうライブに来ないでくれ。
僕が幸せにできる人じゃない。
もちろん会いに来て欲しい人なんかじゃない。






カメラマンのさいちょー君からも
皆様のメッセージを見せてもらいました。
彼にそんな役回りをさせてしまった事を不甲斐なくおもいながら
本当にありがたく感じています。
そしてみんなもメッセージありがとう。



大多数の方は
僕の決断を何とか理解しようとしてくれてるのが分かって
それは本当に申し訳ない気持ちだし
どういう形でかはわからないけど
何とか返していきたいと思いますが
それ以外のほんの一部の人に向けてのお願いでございました。
気を悪くした人ごめんね。




以上、活動を始めた経緯と現状の気持ちでした。







随分前から決まってた5/12の熊谷も間もなくです。
こういう形で迎えるなんて思ってもみなかったけど
僕に出来ることは変わらず一生懸命歌う事だけです。


熊谷はアルパカを純粋に楽しみにしてきてくれる人、
対バンの拓也のお客様、
力を貸してくれるモルタル山崎さん、演者やスタッフたち
僕個人のせいでみんなに迷惑をかけたり、微妙な空気にしたくないです。
どうかこの日をいつもの変わらずに楽しんで欲しいんです。


なのでライブ前に何かを語るとか、MCでこの事について話すつもりはありません。


この日の僕はArtyPackerのボーカル、矢澤壮太です。
来て下さる方のために、仲間と共に楽しく演奏するのみです!
どうかご理解ください。







発表してから1週間なので
これからどんな形で何と人生を共にしていくのかはまだ見つかってないですし
元々「これだー!」と信じて動くタイプではないので
本当に自分の柱となる物が見つかるのかすら不安ではあります。
今力を貸してくれる人達と
そしてこれからも僕を応援して欲しい皆様に
納得してもらえるような活動をしていこうと思います。
もちろん音楽辞めるとかそういう事ではないですよ!
ステージに立つ以上より努力していく所存です。
これからも色んな形で楽しい音楽の時間を
みんなと一緒に共有できたら嬉しいです。
いつもありがとうね。助けられてます。



長い文章、読んでくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。



矢澤壮太