悪者になることで知る世界 | 主婦ママ♡メンタルケア・ほっと(主婦にも人権はある)

主婦ママ♡メンタルケア・ほっと(主婦にも人権はある)

10年間看護師としての経験を持つ。H27.7から子育て心理カウンセラーとして活動し始め、その後ママ向けの心理講座も始める。H31.4通信大学にて心理学科編入学R3.3卒業。認定心理士となる。R5ブリーフセラピー養成講座修了

前回に続き、今回もハーバード大学の小児精神科医のお話しを添付します。


10年前の私は「キレイ」な理想が大好きで、傷つくことの無い(傷つく事があっても助け合える)、みんなで協力して、皆んなが笑顔で平等な世界が理想でした。


でも、


夫から


「ママ、世の中は不平等なんだよ。平等なんて無いんだよ」


と言われ、


その時も学びの途中だったけど、


通信大学で学んでからは、


傷つく事はダメな事ではない、と、思ったし、


悲しい事がある事がダメではない、と思ったし、


批判する事もダメではない、と思った、、、


生きるという事は必ず悲しみや痛みを伴うもので、


「そこから、どう過ごすか?」が何よりも大切だと思うようになりました。(深く腑に落とした感じです)


そしたら、


平等とか不平等を感じるけど、前より気にならなくなりました。


平等でも不平等でも、どう生きるか?が大切だからです。


現実と理想を分けて物事をみるようにしている時だったので、結構すんなり受け入れできました。


ACTという心理療法では、頭の中で起きている事と現実を区別するようです。


前の私は現実と理想を区別出来ていなかった事が多いと思っているし、


自分の理想は叶う‼️と、いい歳になっても信じていました。


でも、それは、


ただ私の理想を現実に押しつけて「違う違う」と現実から逃げていたと思うのです。


精神的に未熟だったと恥ずかしいと思うくらいです。


現実が残酷でも、私の理想になってよ‼️


と強く願い、学ぶ事をはじめました。






そんな私が今、子育てで大切にしている事は、


自己肯定感よりも、子供の気持ちを知り、寄り添い、

一緒に苦しみ、悲しみ、楽しみ、喜び、何処を向いているのか知りながら過ごすことが大切だと思っています。


答えを出す事だけが親の役目ではないし、


イヤな思いをしないように配慮することだけでもないし、


道を導く事だけでもないと思っています。


一緒に歩く家族です。


それが、子育てで大切だと思うようになりました。


だって、なるべく子供が大きな壁にぶつかって苦しまないようにしても、


大きな壁は出来るからです。


親の責任だと言っても限界がある事を知りました。


どんなに頑張っても頑張っても、想像出来ない悲しみはやってくるものだと、


それでも家族という集団で生活することで助け合い、支え合い、時にはぶつかるけど、そういうのも含めて過ごす事で、


お互い成長していくものだと思っています。


良い悪いなんて、何処にも無いんですよ。


全部良いんです。


学校や教育委員会には、本当に成長させられました。


悔しい想いを沢山しました。


「今の教育がこれなの?」と驚き、全く親の言い分、子供の気持ちを受け入れない又は受け入れられない現実に、


通信大学で学んだ後に起きた出来事で良かったと心から思っているし、


自分が悪者になる事で、成長出来る事もあるんだなぁと、自信に繋がったとも思っています。


貴重な経験だと思っています。


私の場合は、悪者になることで違う世界が広がったと思ったし、子育てにも限界がある事を知ったと思っています。


ハーバード大学の小児精神科医の今回の動画は私個人としては、疑問があるんだけど、、、、


勉強になるので貼っておきます😊