♪かぜに~ふるえる~ オレンジい~ろの
♪かれはの~まいちる~ ていしゃば~で~
このフレーズからは”晩秋”の光景が想像されますが、
これは”九月の午後”のことらしいですよ。
そうすると、これは”北国の九月”を描写しているのでしょうか・・・
って、ことは今回の主題ではありません(笑)
確かに気にはなりますが。
今回はシグナルの「20歳のめぐり逢い」を。
作詞・作曲:田村功夫さん。
売り上げは30万枚の大ヒット曲。
発売は1975年9月ですが、ヒットチャートの上位に入ってきたのは1976年1月になってからのようですね。
この曲は「20歳のめぐり逢い」というだけあって、
1月15日の成人の日(当時)の前後に火がついた、そんな売れ方だったのでしょうか。
だとしたら、面白い売れ方ですね。
”君”と”僕”がめぐり逢ったのは、晩秋の色が濃くなってきたどこかの街の九月の午後のこと。
命を賭けた恋。
破れて傷ついて・・・。
涙でとぎれる君の身の上話・・・。
そんな”君”と”僕”も月日は流れて・・・いつしか・・・愛し合う。
♪~の傷は消えないけれど
♪心の痛みは
♪僕がいやしてあげる優しさで・・・
”僕”のこんな想いが”君”に届いたのでしょうね。
辛かった”君”の10代の恋。
♪20歳になって大人になって
♪出直すんだね過去など忘れ・・・
この日を迎えて新しいスタートを。
♪今日は君の誕生日
♪ワインを飲んで祝おうね・・・
お誕生日にワインで乾杯、なんてなかなかおしゃれですね。
20歳の誕生日だから、”君”にとっては生まれて初めて口にするお酒がワイン、ということなんでしょうね。
・・・ということにしておきましょうね( ´艸`)
飲酒は20歳になってから。
私が20歳の誕生日を迎えたときは・・・。
ちょうどその頃は恋人という存在は寂しいことにいませんでした(泣)
もっとも、兆しを感じさせる人はいましたが、20歳の誕生日にはまだ一緒にお祝い、とかいうレベルではなかったですね。
ですから、20歳の誕生日には一人で部屋にいました。
”20歳の誕生日なのに、なんだかさえないな・・・”
なんて苦笑しながら。
ちょうど日付が変わろうとする頃、高校の頃からの友だちが遊びに来てくれたんですね。
「はっはっはー、20歳になったかー」って酒を持ってきてくれました。
私、親しい人にもプライベートのことはほとんど話さないので、誕生日についても人には知らせてなかったんです。だからびっくりしました。
友だちが言うには何かの時に私の誕生日を知って、それ以来覚えていてくれたらしいのです。
本当に、ありがたいことです。
ちょっと冴えない二人でしたが( ´艸`)ささやかな酒宴をいたしました。
友だち曰く「こっちは、まだまだ少年だー♪」
そう、10代は青春で、20歳になると年寄り、
そんな風にいじめられたんですね( ´艸`)
あっ、そういえば、10代の友だちと酒宴を開いていたことは、
もう時効ですから、蒸し返さないで下さいよ(@Д@;
試聴はこちら
でできそうです。
この短いシリーズはあと3曲。
では、バッハッハーイ!