いつもお越しいただいている方はよくご存じの通り、
私、音楽は懐かしめのものを中心(ばかり・・・笑)に聴いています。
そしてドラマも懐かしめのものを中心(ばかり・・・笑)に。
映画も同じように懐かしめのものを好んで観ています。
ハリウッドの映画もいいけれども、
1950年代から60年代の欧州の映画の雰囲気が好きです。
かつてはクラシック専門の映画館がたくさんあって、毎週週末になると情報誌(ぴあ・・・ですね)を片手にひと頃は1日3館~5館ほど映画館のハシゴをしたこともありました。
そんな頃に観た映画の一つが「シェルブールの雨傘」。
映画館でもらったチラシを写真にしました。
ちょっとテカリがありますが・・・。
ミュージカル映画もいろいろとありますが、この映画を観てたまげたのは(笑)、全てのセリフが歌になっているところ。
多くのミュージカル映画では、通常のセリフが歌に変わっていく時に(未だに慣れずに・・・苦笑)びっくりしてしまうのですが、この映画では最初から最後までセリフを歌で表現しているのでこれには新鮮な驚きがありました。
1964年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞。
音楽はミシェル・ルグラン、で随分親しまれている映画音楽。
でも、ここでは敢えて「レイモン・ルフェーブル」の曲として記事にします。
数多くの楽団によって演奏されている名曲ですが、私の聴いた中ではレイモン・ルフェーブルの重厚な演奏がこの映画の味をよく活かしていると思っています。
というよりも、レイモン・ルフェーブルを贔屓にしているせいかも知れませんね。
冒頭の傘の華が色とりどりに開くシーンが印象的。
この季節、傘の彩りを見て楽しむ、そんな方も多いのでは。
そして、カトリーヌ・ドヌーヴが素敵ですね。
「昼顔」「暗くなるまでこの恋を」も良かったな。
試聴はこちら
でできそうですよ。
いよいよこれから・・・というところで終わってしまいますが(苦笑)
このシリーズもいよいよ残るは1曲。
では、バッハッハーイ!