春になると道端に黄色い可愛い花を咲かせて私たちの目を楽しませてくれる”たんぽぽ”。
こんなたんぽぽですが、アスファルトを押しのけて茎を伸ばして花を咲かせていたり、力強い面も持ち合わせているんですね。
可愛いけれど芯の強い、そんな存在でしょうか。
この曲ではひっそりと「あなた」のことを切なく想っている女性の心情を歌っていますね。
太田裕美さんの「たんぽぽ」。
1975年4月発売の曲。
作詞:松本隆さん、作曲:筒美京平さん。
♪あなたの声が聞きたくて
♪街の電話をかけたのに・・・
詩と曲。
それぞれの切ない印象がシンクロしているようです。
太田裕美さんの愁いを帯びた歌い方がそれをよく表現していますね。
♪あなたの声が聞きたくて
♪街の電話をかけたのに・・・
私がまだ若者だった頃は( ´艸`)こんなこともよくありましたね。
声が聴きたい。
ただそれだけで電話したり、電話をもらったり。
あっはっはー。
若いって、いいですねー。
今はこんなこと、できませんね。
変な人と思われるだけだろうし(((( ;°Д°))))
今の若者事情はどうなんでしょうね。
通話というよりはメールなのでしょうか。
ちょっと心にすきまができたときに、メールを打ってみる。
メールの返信がきてほっとしたり。
返信がなくてブルーになったり。
形は変わっても、感じる嬉しさ、淋しさは同じなんでしょうね。
太田裕美さん。
1974年に「雨だれ」でデビュー。
ピアノを演奏しながらの歌唱で、随分印象が深かったですね。
ただ、その後の「木綿のハンカチーフ」 の大ヒットが出るまでの2作が意外と知られていないようですね。
「たんぽぽ」と「夕焼け」 。
「雨だれ」を含むこの初期三部作って、結構いいと思っているのですが、ご存じの方、覚えていらっしゃる方がそれほど多くないのが、ちょっと淋しいところ。
脱線してしまいますが、私の記事で取り上げる曲は、誰もがご存じの大ヒット曲から、アルバムの中にひっそりと収められているような曲まで、いろいろ。
一番力が入るのが、いい曲なのに知名度が高くないシングル曲でしょうか。
大ヒット曲なら私が記事にしなくてもたくさんの方が取り上げていらっしゃるから安心して他の方にお任せできます。
知名度が高くない、記憶のすきまにあるような曲の場合は、
”私の出番だ”ということで結構張り切って(そして喜んで)記事にしています。
そんな曲こそスポットを当ててみたい、という気持ち。
もちろん私は音楽の素養がないので本格的な記事を用意することはできないのですが、私の記事をきっかけにして別の方が関心をもってうんと素晴らしい記事をアップして下さって、たくさんの方にその曲を注目していただけるようになれば、そんな風に思ってます。
ということで、私の記事で取り上げるのは、上述のような曲が中心点なので、どうぞご理解よろしくお願いします♪
試聴はこちら
でできそうですよ。
このシリーズはあと3曲。
では、バッハッハーイ!