前回の記事では大変失礼しました。
というかこのところ失礼続きでしたね。
春祭りのグランドフィナーレ の余韻を引きずっていたものですから(苦笑)
では今回から気を取り直して。
まずは春を感じる、写真を。
近所の公園の花壇に咲いていた赤いチューリップ。
デジカメの望遠機能を目いっぱい使いましたら、マクロ撮影のような、ちょっといい感じになりました。
ピンはデジカメちゃん、きっちり合わせることが出来なかったようですが、このピンがもわっとしているのが、逆に春の雰囲気が出ているのではないかと自己満足しています(笑)
色調も赤でまとめてみました♪
さて「春の調べ」ってどんな調べを思い浮かべますでしょうか?
お正月によく演奏される、
♪ツン、ツクツクツクツーン
♪ツン、ツクツクツクツーン
♪ビヤーーーーーッ
というお琴の音色が素晴らしい「春の海」ですか?
それとも、おクラシック音楽のメンデルスゾーンなどの曲でしょうか?
いろいろとありますね、春の調べ。
では今回の記事は、あがた森魚さんの「春の調べ」。
1972年9月発売のアルバム「乙女の儚夢(ロマン)」のA面の2曲目に入っている曲。
歌ではなくて、春爛漫を感じさせる曲を背景にした朗読。
朗読は森澄真理さん(多分)。
その朗読の内容は、故郷を離れて、おそらく学校の宿舎に入って学園生活を始めたばかりの少女が母親に宛てた手紙。
まだ幼さが残る少女が、先生のこと、級友のことを綴りながら、これからの学園生活に胸を膨らませている様子、そして夏休みに親元に戻るのを今から心待ちにしている様子が窺えます。
春爛漫を感じさせる曲に乗せての朗読ですが、その調べにはどこかもの哀しさが漂っていて、その後の少女の行く末を暗示しているようにも感じられます。
私のブログでは常連さんの一人「あがた森魚」さん。
けれども私が持っているアルバム(CD)はわずか2枚。
「乙女の儚夢(ロマン)」と「噫無情(ああむじゃふ:レ・ミゼラブル)」。
「乙女の儚夢」のアルバムの構成には小演劇の雰囲気が漂っていて演劇好きの方には喜んでいただけそうな気がします。
タイトルにある「乙女」の、来し方行く末をオムニバス13話で綴っているよう。
その中でも学園物は以下の3曲。
・春の調べ
・薔薇瑠璃学園
・秋の調べ
希望に満ちた「春の調べ」。
学園時代全体を俯瞰したような「薔薇瑠璃学園」。
そして既に翳りを見せ始めている「秋の調べ」。
この学園物の3曲を初めとする各曲が、やがて迎える終局「冬のサナトリウム」、「清怨夜曲」に収束していく
アルバムの流れには堪能させられます。
興味のある方 ~特に演劇がお好きな方~ は聴いてみてはいかがでしょうか。
おっ、久しぶりに音楽ブログらしい記事でしたわ☆
えっ、何ですか? チューリップ好きですか、ですか?
ええ、好きですよ。 何かいいのですね。 可愛いじゃないですか。
えっ、なに、なに? チューリップに親近感を覚えるからだろう、ですって?
親近感?何ですか、そりは?
むむっ、はなの下が長いところにシンパシー、・・・・・
否定できないところが悔しいざんス☆
9’s Club
、ただ今、投票募集中。(残り4曲)
積極果敢に、
アタックチャーーーンスして下さいね。
では、バッハッハーイ!