林寛子さんの歌手デビュー曲。
1974年3月発売の曲。
作詞:千家和也さん、作曲:鈴木邦彦さん。
♪初めての出来事よ 恋の訪れは・・・
ああ、初恋の女の子のお話ですね。
もう、胸キューーーン☆
♪もちろん彼が 好きだけど
♪言葉にすると こわれそう
繊細な感じが出ていますね。
好きだという気持ちを的確に表現できないでいて、とてももどかしい気持ち。
特に初恋だとそうでしょうね。
(自分のことはすっかり忘れてしまっています・・・)
♪こんな時女の子 どうしたらいいの
♪あどけない微笑みを まだ消さないで・・・
この「ほほえみ」を歌う林寛子さん。
ほんのり「こぶし」のようなものを取り入れて、ちょっと鼻にかけた甘い歌い方。
歌い出してからしばらくは、しっとり情緒あふれる歌謡曲、という感じ。
♪もちろん彼が好きだけど・・・
のところでポップス調に転調。
そしてまた
♪こんな時女の子・・・
でまた情緒あふれる歌謡曲に、
といった風に和洋両方の音楽の楽しさが私には感じられますがいかがでしょうか?
「ちょっと鼻にかけた」と前述しましたが、「かなり鼻にかけて」いますね。
鼻にかかって、「ん~」と聴こえるような歌い方が印象的。
いくつか例を挙げますと、
♪・・・いつも~んの あいさつが~
とか
♪・・・彼が 好きだけど~~~ん
など、これがなかなかグーなんですね。
この曲の主人公である女の子のお年頃がよく出ているように思います。
林寛子さん。
歌手としてもご活躍だったことは知識として持っているのですが、つい最近まで「歌手・林寛子」としてのイメージがほとんどありませんでした。
小泉今日子さんがカバーした「素敵なラブリーボーイ」 を歌っていたことをかすかに覚えている程度。
先日この「素敵なラブリーボーイ」を記事にしたのをきっかけに、林寛子さんの曲をいろいろと試聴してみたのですが、それがなかなかOK☆なんですね。
それで「ベストCD」を買って聴いてみたのですが、予想以上の大当たりで、思いがけず宝物を掘り出したような嬉しさを感じています。
ブログやっていて良かったなあ~、って実感できる瞬間。
他にも記憶のエアポケットに入っていて気がついていないいい曲ってたくさんあるのだろうと思っています。
お世話になっている方の音楽記事も参考にして、これからもいい曲を発掘していきたいと思っています。
五ツ星のクラムボン様、「~ワイド賞」ですよ。
ではささやかに表彰状をお贈りしますね。
試聴はこちら
でできそうですよ。
9’s Club
、ただ今、投票募集中。
このシリーズ残りはいよいよあと1曲。
もうバレバレですね♪
積極果敢に、
アタックチャーーーンスして下さいね。
では、バッハッハーイ!