ええ、今回は「フィンガー5」 つながりということで、小泉今日子さんの「学園天国」を。


フィンガー5がこの曲をリリースしたのは1974年の3月で、54万枚の大ヒットとなりましたが、この曲がまさかその15年後にカバーされて、またまた大ヒットするなどとは思ってもいなかったのでびっくりしました。


小泉今日子さんがこの曲をカバーして発売したのが1989年の11月。


33万枚を超える大ヒット。


作詞:阿久悠さん、作曲:井上忠夫さん。


学校 メモ 本 メモ 学校


この曲、大人から見たらたわいもないことのように思えるのですが、学生さんにしてみれば学校生活の中でかなり重要なイベントとなる「席替え」をテーマにした歌なのですね。


まあ、だいたい学期ごとに席替えをしていたと記憶していますが、私の場合いつもドキドキしていました。


おそらく多くの方が同じような気持ちで「席替え」というイベントを迎えていたと思います。


新しい席が前の方か、後ろの方か、真ん中か。

窓際の方か、廊下側か、真ん中か。

このちょっとした席の位置の違いで大きく気分が変わるのですね。


そして。

周りにどんな人が来るか。

これはとても重要なポイントでした。

”話をする機会なんてないだろう”と思っていた人とたまたま席が近くなって、思いがけずに親しくなる、なんてこともありますね。


思い起こせば、私の場合、席替えでラッキーな思いをしたことがたくさんあったようです。


”もう一生この席でいい・・・”

なんていう時もありました(笑)


このような「席替え」というささやかなイベントを一大ドラマとしてこの「学園天国」はうまく表現しています。


学校 メモ 本 メモ 学校


小泉今日子さんを初めてテレビで観たのが「素敵なラブリーボーイ」

私は既にこの当時、リアルタイムの音楽をあまり聴かなくなっていて、テレビの歌番組もほとんど観ていなかったのですが、「素敵なラブリーボーイ」を歌っている小泉今日子さんを観て気に留まって、そして実際に初めて直接目にしたのがやはり小泉今日子さんだったこともあって、自然とファンになっていました。


小泉今日子さんデビューの1982年は女性アイドルは大豊作と言われた年。

レコードも売れて人気もあったけれども、中森明菜さんや小泉今日子さんは新人賞レースでは苦戦していました。


心情的につい肩入れをしてしまうのが人情というものでしょうか、大豊作といわれたメンバーの中で中森明菜さんと小泉今日子さんをいつしか応援していました。


この二人が2年目以降大きく飛躍してご活躍だったのはご存じの通りですね。


とりわけ小泉今日子さんは随分長期間にわたってしかもヒットチャートの上位に常に顔を出していましたからそのご活躍はお見事です。


この「学園天国」にしても、デビュー8年目になっていましたが、売り上げ33万枚超、チャート最高3位までいきました。


学校 メモ 本 メモ 学校


この曲、コンサートで盛り上がりそうな曲ですね。


Hey Hey Hey Hey Hey


この部分がステージと客席の掛け合いになるのですね。


特に小泉今日子さんの「学園天国」では、最初に


Are you ready?


とありますから、客席との掛け合いを意識しているのではないかと思います。


キャンディーズのコンサートの録画を観たことがありますが、

Hey Hey Hey Hey Hey

って、ステージと客席の掛け合いをしていて、たいそうコンサートは盛り上がっていました。


同じように小泉今日子さんのステージも盛り上がっていたことでしょうね。

残念ながらこの頃のコンサートには行きそびれていました。


学校 メモ 本 メモ 学校


耳試聴はこちら でできそうですよ。


コーヒー9’s Club 、あと8曲。


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では、バッハッハーイ!パー


◆学生時代