♪たばこをすいなーーーがーーらー
♪いつでもつまらなそーおーにー
♪たばこをすいなーーーがーーらー
♪いつでもー へやに ひーとーりー・・・
私がよく聴いていたラジオ番組のあるコーナーのオープニングで流れていた曲。
コーナーの名前は忘れてしまいましたが、たしか先生の話とか学校にまつわるあなたのお便りを紹介します、
そんな趣旨のコーナーだったと思います。
そのコーナーよりもオープニングに流れる曲に興味を覚えていました。
なんとものどかなメロディーに独特の味わいのあるボーカル。
しばらくしてこの曲がRCサクセションの「ぼくの好きな先生」だということがわかりました。
1972年2月発売の曲。
作詞:忌野清志郎さん、作曲:肝沢福一さん。
♪たばこを吸いながらあの部屋にいつも一人
♪ぼくと同じなんだ職員室がきらいなのさ
♪ぼくの好きな先生
♪ぼくの好きなおじさん
私が学生の時にもいらっしゃいました。
放課後になると職員室ではなく、美術室、音楽室、理科室、LL教室に籠って仕事をしている先生。
一人で籠って仕事をしているほうが集中できるし効率もいい、ということは当然あるのでしょうが、この「ぼくの好きな先生」の歌にもあるように先生にとっても「職員室」というのは必ずしも居心地のいい場所ではないということなのでしょうね。
「職員室に来るように」と言われるとたいていは嬉しくない用件なので、生徒にとっては「職員室」は積極的に立ち寄りたいという場所ではないですね。
一方、先生にとっても「職員室」は必ずしも居心地がいいものではない、ということをこの「ぼくの好きな先生」や実際の事例を通じて感じたとき、先生にも人間くさいところがあるのだな、親近感を覚えたりしたものでした。
私が学生の頃はまだ「先生」と「生徒」の間には適当な距離感(←あくまでも主観の問題ですが)がありまして、(好き嫌いがあったのは事実でしたが)「先生」とは尊敬すべき存在だと思っていました(←人によって随分違うかも)。
だから「先生」に人間くさい一面を感じると上述のように密かに親近感を覚えたものです。
最近(といってもここ20年以上ですが・・・)のドラマをたまに観ると、「先生と生徒」が友だち同志のような言葉で会話をしている場面が出てきて、戸惑ってしまいます。
※ドラマが正しく現実を表しているのかどうか、よくわからないのですが。
現在がそのような「先生と生徒」の関係だとすると、この「ぼくの好きな先生」を聴いてちょっと嬉しくなった私の心情は、今の学生さんにはわかってもらえないだろうと思うと淋しくなるのですが、さて実際のところはどうなのでしょうか。
RCサクセションの曲は1980年代の初めに随分はやりましたね。
私はあまりRCサクセションの曲を深堀りして聴いていないのですが、ロック調のギンギンした曲よりも、初期の「ぼくの好きな先生」とか1980年の「トランジスタ・ラジオ」のようなのどかな曲が好きです。
そういえば、忌野清志郎さんは三浦友和さんと親交が深いのですね。
友和さんがパーソナリティだったFMラジオ番組の「ひとつぶの青春」に清志郎さんが時々ゲスト出演なさっていたことを覚えています。
どのような接点があるのか、この当時は全くわかりませんでしたので、却って興味がありましたね。
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試聴はこちら
でできるようですよ。
9’s Club
、あと10曲。
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17日は「ダブルアイアイポイントデー」
ですから、とりあえずエントリーしておけばポイント獲得できるかも知れませんので、
果敢にアターーックして下さいね。
では、バッハッハーイ!