”今夜半から明日の午前中にかけて3cmから5cmの積雪が見られるでしょう・・・”
天気予報であれほど言っていたのに・・・。
ひとひらの雪も降りませんでした!!!
雪が一年で一度降るか降らないかという地域で生まれ育った私は、雪というものに憧れにも似た感情を持っていますので、天気予報で「雪だるま」のマークをみると、それはそれは心が浮き立つのでございます。
”朝起きたら一面の銀世界かも・・・”って、とてもワクワクしていたのですが、
はぁ~、がっかり・・・。
雪を降らせるかも知れないという低気圧が近づいている、との予報が出ていますが、今度はどうでしょうか?
”しんしんと雪の降る夜”といって思い浮かべるのがこのNSPの「雪のララバイ」。
1980年11月5日発売の曲。
作詞・作曲:天野滋さん。
友だちの影響でNSPを聴き始めてからすっかりNSPのファンになって、よく聴いていましたね。
この「雪のララバイ」は当時よく聴いていたFM番組「FMバラエティー」 でかかっていたのを思い出します。
一人で過ごす冬の雪の夜。
この「雪のララバイ」を聴きながら眠りについてみたいような。
天野滋さんのささやくような歌い方は「ララバイ」として似合いかも。
♪ララバイ歌おうか ちょっとハミングで
♪明日からは 明日からは また元気に笑おうね
私は雪とはあまり馴染みがないのですが、それでも「雪の夜」を何回か経験したことはあります。
よく雪の降る音として”しんしん”という表現が使われますが、本当にそんな感じがします。
実際には「音はしない」のでしょうが、凍てついた空間に降る雪の幻想的な光景が感覚として伝わる時に、”しんしん”という音が鳴っているような気がします。
この無音の”しんしん”という音が奏でる「ララバイ」。
前に山口百恵さんの「白い約束」 で少し触れた、三好達治さんの「雪」という題名の二行詩。
太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ
この太郎、そして次郎を眠らせて屋根にふりつむ雪。
まさに「雪のララバイ」ではないかと思うのですが、さてどうでしょうか。
雪の降る夜にこの「雪のララバイ」を聴いてみたいのですが・・・。
一冬に一度きりでもいいから。
あっ、これは1年前に記事にした曲でしたね。
試聴はこちら
でできそうですよ。
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では、では~