・都合がつけば
・健康であれば
・天気がよければ
ここ数年、以上の条件が揃っていれば、大晦日の晩に私が楽しみにしている年中行事の最後であり最初であるものといえば、
ご~~~~~~ん♪
除夜の鐘を撞くこと。
学生時代の最後の年に「記念だから・・・」と一般の人でも撞かせていただけるお寺を調べて出かけていったのが最初。
ああ、これがテレビの「ゆく年来る年」で見ている光景なのか、と感動しながら撞いたものでした。
その後、ずっと忙しさやその他の事情によりこの「除夜の鐘」はご無沙汰していたのですが、思うところがありまして、ここ数年は冒頭の条件が揃っている限り、「除夜の鐘」を撞いています。
2007年の大晦日の晩も出かけました。
私がいつもお世話になっているお寺はちょっとした穴場なので、夜の11時台に現地に到着すればおよそ1時間待ちで鐘を撞かせていただけます。
今回もいつもと同じように11時半頃到着しました。
底冷えは厳しいものがありましたが、星の美しい夜。
いろんな星座を楽しんでいるうちに、お寺の方に振舞っていただく甘酒で身体が温まってきます。
いつしか2008年1月1日に変わっていて、いよいろ一般参賀の人の撞く番に。
子供さんを含めて若い方は思い切り力を込めて撞くせいか、大きいけれども調子のはずれた音になることが
多いようです。
やっぱり、大きくなくてもいいから、町全体に、そして心に染み入るような音を鳴らせたいものです。
※うまく写っていませんが、除夜の鐘の風景です。
雰囲気だけでもどうぞ。
丁度並んでから1時間ほど経って、私の撞く番に。
今回はどんな鐘の音を鳴らすことができるか、ちょっと緊張しますが、一礼して気持ちを静めます。
呼吸を整えて、せーのー、
鐘を撞きました。
ご~~~~~~~ん!
ああ、いい音が鳴りました。
2008年、この鐘の音のようにいい一年になりますように。
境内にはもみじ燈籠がそこかしこに灯っていました。
なかなか幻想的な光景。
写りはよくありませんが雰囲気だけでもどうぞ。