イントロの楽器、アルトサックスとフルートですか?(音楽ブログなのに楽器がわかりません・・・苦笑)、哀感たっぷりで、

しびれる~っていう感じです。


歌いだしの直前の部分が五輪真弓さんの「恋人よ」のイントロの一部分に似ていると思ったり。


できるなら時を元にもどして・・・


作詞:山上路夫さん、作曲:三月はじめさん。


1970年11月発売の曲。


布施明さんは、初期には「霧の摩周湖」や「愛は不死鳥」などに代表される絶叫調の曲が多くありましたが、この曲にもそれが感じられますね。


「霧の摩周湖」や「愛は不死鳥」に比べると若干抑制されているようですが、そのちょっと抑えたところに新たな魅力があるようです。


全体を通してみると、前半で抑制気味だったのが、後半の怒涛のような歌い上げを印象づけているようです。


確かに後半にカタルシスを感じますが、いかがでしょうか。


わんわん 雪の結晶 しっぽフリフリ 雪の結晶 にゃー


できるなら時を元にもどして・・・


こうした想いをいだくことはよくありますが、これはほんの少し感傷に浸りたい時だけに留めておいたほうが良さそうですね。


過ぎた時は戻りませんから。

ただ、実に甘美なフレーズです。


わんわん 雪の結晶 しっぽフリフリ 雪の結晶 にゃー


粉雪舞う冬の停車場。


別れにはいかにも似つかわしい舞台設定。


冷たい汽車に乗って消えていくあなた。


涙を流して消えていくあなた。


ぼくを残して消えていくあなた。


理由がわからないまま別れを迎えるのは辛そうですね。


理由を告げられずに黙って去られてしまうのと(こちらこちら )、理由もわからずに目の前で別れの時を迎えるのとどちらがいいか?


どちらも嫌です!ショック!


でも、相手も別れの理由なんて本当にはわからなかったりして。


このモヤモヤ感が、ひょっとしたら人に深みを与えるのかも知れない、とも思うこの頃です。


わんわん 雪の結晶 しっぽフリフリ 雪の結晶 にゃー


別アレンジですが、試聴はこちら でできそうですよ。


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冬の訪れ