教会の中で鳴りわたる荘重なオルガンの調べを連想させるようなイントロが印象的なこの曲。


1976年2月発売の曲。


作詞・作曲:因幡晃さん。


因幡晃さんのレコードデビュー曲で、いきなり65万枚を超える大ヒット。


ラジオからこの曲が毎日のように流れていたのを覚えています。


手紙 メモ 汗 メモ 手紙


貴方の愛した 人の名前は
あの夏の日と共に 忘れたでしょう


「貴方の愛した人」というのは「わたし」のことですね。


「あの夏の日」というのは「今年」なのか「昨年、あるいはもっと前」なのかは定かではありませんが詩を眺めていると、「今年」ではなさそうに思われます。


町で似た人を見かけるとつい振り向いてしまう。


お祝いに貰った指輪は今も大切にして。。。


時を経ても忘れられない貴方のこと。


これから淋しい秋です
ときおり手紙を書きます


もの想う秋、貴方への気持ちを手紙に託さずにはいられない。


この記事、秋の初めに投稿すればよかったのですが、どうか大目に目見て下さいね。


でも冬を迎える前の季節にもぴったりのようでもあります。

実際ヒットしたのは冬の最中でもありました。


涙で文字がにじんでいたなら
わかって下さい


私の精一杯の気持ち、貴方に届け!


実も蓋もない話をすると、涙で文字がにじんだら手紙を書き直したほうがいいですね。
もらう立場からすると辛いでしょうから。

この曲の場合はきっと「ものの例え」でしょうね。
興ざめさせてしまって、ごめんなさい。


手紙 メモ 汗 メモ 手紙


この曲が流行った当時、因幡晃さんの歌う映像を観たことがなく、もっぱらラジオで聴くばかりでしたが、後年ステージで歌うこの当時の因幡晃さんの映像を何度か目にすることができました。


スタンドマイクで、両手を前方に差し出して歌う独特のスタイル。
かなり印象的な映像。


最近のステージではそのような歌唱スタイルは取っていないようです。


手紙 メモ 汗 メモ 手紙


この曲の後も、いい曲をたくさんリリースしていらっしゃいますね。


私が好きなのは、藤吉久美子さんがヒロインを演じた東海テレビ製作枠の昼ドラマ「しのぶ」の主題歌「忍冬(すいかずら)」、そしてシングル三曲目の「思いで・・・」


因幡晃さんのベスト盤CDはいくつか出ていますが、「思いで・・・」が入っていないことが多く、これが私の不満のタネ。

「思いで・・・」が入っていたら、今度は「忍冬(すいかずら)」が入っていなかったりと、なかなかこちらが思っているようなベスト盤がないわけでして。。。


手紙 メモ 汗 メモ 手紙


クラムボン様

「次の曲ドンピシャ!」ではありませんでしたが、シリーズで取り上げる曲としては正解、お見事です♪


「うたのワイド賞」をお贈りしますね。


リターンについてはシリーズが終わって総票数から計算しなければならないのですが、「ワイド賞」は的中しやすい分、ピンハネ率も高く設定させていただきますので、総票数の6掛けを配分するという形としてまずはお考え下さい。


そして難易度の高い「ズバリ当てま賞」に比べると重みがないのは、ご了承下さいね。


では。



こんな感じですが、いかがでしょう?


試聴はこちら でできそうですよ。


手紙