イントロ。


チャララーン チャララララーン・・・


そしてセリフ。


”お元気ですか
”そして今でも
”愛しているといってくださいますか


続く歌いだし。


みずいろは~涙いろ~


ああ、なんという素晴らしい歌の始まりでしょうか。


明るい曲調に恋する女性の泣きたいような切ない心が乗せられて。


曲調は明るいのですが、どことなく「涙いろ」なんですね。

ほんのりみずいろ涙いろ。


逢えなくなって二月過ぎて
なおさらつのる恋心


この部分に入るところでは、曲がドラマティックな流れとなりますね。


そして終わりにかけて「これでもか」とぐいぐいと惹きつけて離さない曲の進行。


そして締めくくりのフレーズ。


手紙読んだら
少しでいいから
私のもとへ来て下さい


ああ、もうメロメロです~。


手紙 ポスト ラブレター ポスト 手紙


1973年9月発売の曲。


作詞:阿久悠さん、作曲:三木たかしさん。


この年の5月に「コーヒーショップで」(こちら) で鮮烈なデビュー。


続いてリリースしたこの曲も26万枚を超えるヒット曲になりました。


「コーヒーショップで」はどこかフォークソングの匂いが感じられましたが、こちらの「みずいろの手紙」は歌謡曲の魅力が満点。


両者タイプは違いますが、それぞれ魅力に満ちていて聴いていて楽しいです。


「コーヒーショップで」のデビューの時にはレコード会社が余程力を入れていたのか、スポットCMで今で言うプロモーションビデオのような映像がずいぶん流れていて、そのCMの効果があったのか、少なくともここに一人あべ静江さんのファンが誕生しました。


でも、このCM、ローカルのスポットCMだったりして・・・あせる


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歌に入るセリフって、聴いていて、あるいは歌ってみて、楽しかったり、どうにも照れくさかったり。


ザ・リガニーズの「海は恋してる」(←こちら) の間奏部のセリフ。


いや~ん、というほど照れくさいのですが、その照れくささがある部分楽しかったりするのですね。


実際、このセリフがないと「海は恋してる」の魅力は半減しそうですし。


平尾昌晃さんの「星は何んでも知っている」の間奏部のセリフも、

いや~ん、と言いたくなりますね。

同じようにこのセリフがないと物足りないと思います。


そしてこの「みずいろの手紙」。

本編の曲が素晴らしいのはもちろんですが、やはり冒頭のセリフの魅力も大きいのではないでしょうか。


もじもじしてしまうほど照れくさいのですが、あべ静江さんが歌う前にこのセリフを口にするのを心待ちにしているのですね。


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今年の夏に放送された「思い出のメロディー」でも、この曲が歌われましたね。


あべ静江さん、だんだんキーが高くなっていらっしゃるような気がするのですが、私はデビュー当時の落ち着いたちょっと低い感じの歌声の方が好きなのです。


レコードで聴くと「ああ、こんな感じだった」と確認できますね。


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1970年代半ばから女優としてもご活躍でしたね。


「三男三女婿一匹」等で評判が良かったようですが、

私の場合、何と言っても「青春ド真中!」


「ゆうひが丘の総理大臣」のパイロット版ともいえそうなこのドラマ。


田坂萌子というマドンナ女教師役として出演なさっていました。

あだなは「!(ビックリマーク)」


いつか記事でご紹介したいと思っています。


あべ静江さんの魅力がよく出ているドラマです。


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クラムボンさん

予想ドンピシャ的中ですよ!

私は当初の予定通りに記事にしているだけで、手心を加えているわけではありません。


それでも的中ですから、すごいですね!

なかなか的中なんてできないと思っていたので、ちょっと別の方法も考えていたのですが当面それは不要のようですね。


でも、的中ですが、胴元が上前をはねるので、

表彰は今回も八掛けで(笑)。




こんなところですが、どうでしょう?


試聴はこちら でできそうですよ。


手紙