チューインガム。
松田りかさん、マミさんの姉妹のデュオ。
1972年6月にこの「風と落葉と旅びと」でデビューするのですが、当時中学1年生と小学5年生だったのですね。
すごい!
作詞・作曲:松田りかさん、補作詞:たかさきくにすけさん。
10万枚を超えるヒット曲。
当時私はまだお子さまで、まだラジオを聴いたりする習慣はなく、また自分で好きなレコードを買って聴くということもなかったので、テレビが音楽と触れ合う唯一の機会といってもいい頃でした。
そんな時分にこの曲を知っていたのですから、たぶん歌番組でご活躍だったのだろうと思います。
CM(お菓子のCM;「高原の小枝を~」とか)でもこの歌が使われていると思っていたのですが、いろいろと調べたところ、どこにもそのような記述はなく、どうやら私の記憶違いだったようです。
なにしろ当時お子さまでしたからいろいろな記憶が混在していたのでしょうね。
チューインガムのお二人はこの当時10代の前半。
歌声には幼さというよりはみずみずしさが感じられて、聴いていてとても良い心地がします。
ハーモニーがまた素晴らしいですね。
私は結局、チューインガムのお二人の曲についてはこの「風と落葉と旅びと」しか知らなかったのですが、他にもたくさんのレコードをリリースなさっているようです。
今年の5月15日に、「きょうだい歌手」に因んだ1975年2月14日の「歌謡界」という新聞記事 を私はこのブログで紹介したのですが、その記事の中でチューインガムについても少し触れられています。
”天才少女”のキャッチフレーズでデビューしたことや、世界歌謡祭にもよく出場している、ということが記されています。
1975年当時の新聞記事にも記述が見られますから、デビューから3年経っても注目されている存在だったのですね。
朝日新聞の夕刊の記事ですので、ファンの方には機会があれば縮刷版をご覧いただくといいかも知れませんね。
白黒ですが確か写真も載っていたように記憶しています。(←間違えていたらごめんなさい。。。)
チューインガムと出逢っていたのがもう少し年齢を重ねている頃だったら、深堀りして他の曲を聴いたりしていたのではないかと思っています。
もうそんな機会もないのかな、と思っていたらCDが出ているそうですから買って聴いてみようか、なんて楽しみにしるところです。
♪風は友だち 落葉はなかま
♪ひとりで旅する 心のなかま
なんだかほっとするようなフレーズ。
孤独な旅びとの心を癒す歌。
旅は人生に例えられますから、これは人生の応援歌とも言えるような。
孤独感にくじけそうになりがちだけれども、そっと「なかま」は見守ってくれているよ、って優しくささやいてくれているような、この歌を聴いているとそんな気がしてきます。
試聴はこちら でできそうですよ。