パーパパーパ パーパーー
パーパーー パパパパー パーーパーー


イントロのトランペットがドラマティックですね。


そして続く歌いだし。


人は誰も ただ一人旅に出て
人は誰も ふるさとを振り返る


甘いメロディー、そして甘い歌声。


間奏部の口笛もいいですね。


1969年1月発売の曲。


作詞:北山修さん、作曲:端田宣彦さん。


フォークルコンビによる大ヒット曲(売り上げ58万枚超)。


もみじ もみじ もみじ もみじ もみじ


メロディーも歌も甘い感じなのですが、詩の方はというと。


・・・・・振り返っても
そこにはただ風が吹いているだけ


振り返らず泣かないで歩くんだ


甘い感傷に浸ることは許してもらえない、という厳しいもの。


いや、この厳しさはやさしさなのでしょうね。


私は、というとこのブログの内容でもお分かりのように、
過去を振り返りまくっています。


適度に「振り返り」があって、次への充電ができると思っていますが、まあ、要はバランスでしょうね。


でも、このバランスが結構難しいようで。。。あせる


もみじ もみじ もみじ もみじ もみじ



プラタナスの枯葉舞う冬の道で


この曲はこのフレーズや発売月を考えると冬の曲のようですね。


プラタナスの枯葉が舞い散るのは確かに冬の初めなので、この曲を取り上げるのにはちょっとフライングだとも思っていますが、この際、大目に目見て下さいね。


かつては街路樹と言えばプラタナスがメジャーでしたが、最近はハナミズキとか他の樹木にとって替わられているようです。


プラタナスの大きい枯葉が街を埋め尽くして清掃が大変なのかどうか、そのあたりの事情は分からないのですが、ともかくプラタナスの並木道をかつてほど見かける機会が減りました。


私はプラタナスの枯葉で散り敷かれた舗道を歩くのが好きです。

ガサガサッ。ガサガサッ。

落葉を踏みしめて歩く時の感触が何とも心地よく、それにはプラタナスのあの大きな落葉がいいのですね。


今でもたまにプラタナスの葉が散り敷かれた道に出逢うと、嬉しくてついこの曲が口をついて出てきます。


もみじ もみじ もみじ もみじ もみじ



話は変わりますが、昔、むかし、「風」の「海風」というアルバムを買って家に帰ったら、祖母から何を買ってきたかと問われました。


アルバムは大きいですから目につくわけですね。


祖母は「風」なんてグループを知りませんから、私は少々面倒で、素っ気無く「風」とだけ答えましたら、祖母は「ああ、風ね。はしだのりひこはいいね。」と何か喜んでくれました。


「いや、はしだのりひこではなくて、正やんのグループの・・・」と説明してもきっと理解してもらえないし、この祖母が喜んでいるのに水をさすのも気の毒のように思われましたので、「そうそう!」と調子を合わせたことをよく覚えています。


祖母の世代でも知っている、「はしだのりひことシューベルツ」の「風」。

ひと頃は教科書にも載っていたらしいですから、若い世代の方でもご存じと思われる、この曲「風」。

あっ、今でも教科書に載っているのでしょうかはてなマーク

う~ん、わかりませーん。あせる


もみじ もみじ もみじ もみじ もみじ



いつもお世話になっているクラムボン様 が今回の記事として取り上げる曲を予想してくださり、そして見事に的中されました。


パチパチパチ!


よってここに表彰します。


「表彰状

 クラムボン殿
 あんたは、エライ!


あっ、でも胴元の私が2割の上前をはねますから、

8掛けの表彰にしますね。


「表彰状。
 クラムボン殿。
 あんたは、エ・・!


こんな感じですが、何か?


もみじ もみじ もみじ もみじ もみじ



試聴はこちら でできそうですよ。



◆晩秋~冬の足音