しずかな しずかな 里の秋


 歌に思い出が寄り添い
 思い出に歌は語りかけ
 そのようにして歳月は
 静かに流れていきます


十月もいよいよ半ばに差し掛かり、ひごと秋も深まりゆく今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?


こんにちは。あなたに粗茶と音楽を

オロ9楠公(おろないんなんこう)です。


    


えぇ、冒頭、「日本のメロディー」の中西龍さん風に始めてみました。。。あせる


私の暮らしているところは今、秋たけなわですが、富士山などの高地では初冠雪が見られているようですし、これからは北の方から続々と初雪の便りが届けられることでしょうね。


やけに真白な 雪がふわふわ・・・


ちょっと強引ですが、今回はNSPの「さようなら」。


1973年6月発売の曲。デビュー曲ですね。


作詞・作曲:天野滋さん。


イントロのアコースティックギターの哀感漂う調べ。


そして天野滋さんの、繊細で、語りかけるような、ささやくような、つぶやくような歌い方が印象的。


詩の内容は特に劇的なものでもなく、「きみ」と過ごした去年の冬の日常を素描しつつ、「きみ」に対する想いを・・・

って、これぐらいにしておきますね。


    


NSPの曲は「夕暮れ時はさびしそう」を最初に知りましたが、音楽シーンの回顧番組で紹介されていたのはこの「さようなら」が多かったですね。


最初はこの2曲しか知らなかったのですが、1970年代の後半にちょっとしたきっかけでNSPの曲をよく聴くようになっていきました。


きっかけは・・・ひみつヒミツにしておきます(^ε^)♪。


そうしてNSPの曲に親しんでいくうちに、この「さようなら」も一層好きになっていきました。


私の好きな曲というのは一般的に声量のある方の曲というのが共通しているところですが、NSPの場合は天野滋さんの朴訥(ぼくとつ)とした語りのような歌い方に不思議な魅力を感じてよく聴いていました。


その天野滋さんの歌声も今はもう生で聴くことはできなくなってしまったことはとても残念ですが、音楽テープが擦り切れるまで折に触れて楽しんでいたいと思っています。


CDを買おうかな、と思案中。

ベスト盤というのは入門編としてはいいけれども、深堀りして聴きたい時は、聴きたい曲が入っていなかったりするので、経験的には満足度が低いのですね。


それで、NSPのCDを買う時にベスト盤しかなかったらどうしようかと思っているところです。


コンプリートBOXとかだったら欲しいですねニコニコ

でもお値段が・・・。フトコロと相談しないと。。。ショック!


    


しばらく続けてきたこのシリーズ(どんなシリーズ?)もこれで終了。


続編があるかどうかは、風の向くまま、気の向くまま、ということで。


それではひとまず「さようなら」。


    


耳試聴はこちら でできるようですよ。

◆同じタイトル、似たタイトル