花嫁は 夜汽車にのって とついでいくの・・・


「花嫁」という晴れがましい印象のある言葉と、「夜汽車」というどこか物悲しい含みのある言葉が歌いだしのフレーズに同居していて、初めて聴いた時には何か不思議な魅力のある曲だと感じていました。


長じて後にこの曲に対する定説になっている「解釈」を聴いて、ああ、なるほどと納得したものです。
お子様にはちょっと(ほんの少し)難しかったようでした。


シンプルな曲だけど、起承転結が小気味良く、クライマックスに向けてどんどん盛り上がっていく作りと、藤沢ミエさんのストレートで力強いボーカルが印象的で好んで聴いています。


    


1971年1月発売の曲。


作詞:北山修さん、作曲:端田宣彦さん。


はしだのりひこさんご自身の手による曲なのですね。


売上が60万枚を超える大ヒット。


この年の紅白歌合戦にもこの曲で出場したようですが、残念ながら観た記憶がありません。。。汗


    


はしだのりひこさん。


フォークル時代は、ステージの上ではおちゃらけたりして、結構コミカルな役回りを演じていたようですけれども、フォークル解散後の、シューベルツあるいはこのクライマックスの時にはどうだったのでしょうか。


ステージでは同じように「ご活躍」だったりして。。。あせる


    


「ブルートレインで行く旅」も今は随分人気ですから、「夜汽車」のもつ物悲しい印象も薄れつつあるのでしょうか。


でも「ブルートレイン」と「夜汽車」では、どこか印象は違いますね。


試聴はこちら でできるようですよ。


鉄道のある風景