今はもう秋 ~
毎年、秋の訪れとともに思い起こされる曲。
作詞:山口洋子さん、作曲:内藤法美さん。
1970年11月発売の曲。
秋が深まってから発売された曲なのですね。
夏には賑わいを見せた浜辺も秋になって。。。
という内容ですが、この曲も過ぎた夏を想っているようです。
一方で過ぎた日への訣別を表明している曲でもありますね。
夏の浜辺。
華やいだ雰囲気はいいけれども、物を想いながら歩くには不向きのような。
せめて物想いに耽るには陽射しが柔らかになる夕方でしょうか。
秋の浜辺。
静けさを取り戻して歩くにはぴったり。
今ではサーフィンを楽しむ方が大勢いらっしゃるので、冬になってもひっそりとしていることはなくなりましたが、
それでも季節のせいでしょうか、秋から冬にかけての浜歩きで味わう雰囲気は格別。
誰かはいるけれども、気持ちの中は「誰もいない海」。
踏みしめる波打ち際の濡れた砂。
時折やってくる大きな波を慌てて避けて。
物を想ったり無心になったりして歩く浜辺。
道連れには甘く切ないメロディーを。
試聴はこちら
でできそうですよ。