前の記事 のお詫びということもございまして、1977年6月6日の新聞広告の記事を。


と思ったのですが、この新聞広告は企業のイメージ広告で、夏の化粧品のコンセプトとかの記述がありませんでしたあせる


「クッキーフェース」の言葉もありません。


夏目雅子さんの躍動するような写真が載っていたのは良かったのですが。。。


ということで、広告で使われていた夏目雅子さんの写真がWebで見つけましたので、せめてものお詫びということでこちら でお楽しみいただければ幸いです。


女の子 晴れ 女の子 晴れ 女の子



この当時は夏の時期には少し肌を小麦色に演出するのが健康的な印象があって、化粧品のCMにもそれを提案する傾向がありましたね。


学生の頃など、長い夏休みが終わってクラスメイトがほのかに小麦色の肌をしているのをみつけると、なんだか「ドキッドキドキ」としたものですが、その肌の状態を巧く表現した言葉の一つが「クッキーフェイス」でした。


別の業界の広告の話。

1979年の「新潮文庫の100冊」の謳い文句が次のようなものでした。


「この本読みきれば、小麦色」


読書というと、ともすれば文弱な印象としてイメージされますが、この謳い文句では「読書」に「小麦色」という健康的なイメージを結びつけた画期的なものではないかと、当時感心したものでした。

今では日焼けするのがお肌に良くないのではないかというイメージが定着しているようですので、特に化粧品のCMで小麦色の肌を提案することはなくなりましたし、今後もないかも知れませんね。

そういう意味でも、小麦色の肌を演出することを「売り」にしているこの時期の化粧品のCMは貴重なものだと思っています。

女の子 晴れ 女の子 晴れ 女の子

夏目雅子さん。

このCM、ドラマ「西遊記」のあっと驚く三蔵法師役、などなど数えていくとキリがありませんが、実に印象的な存在感をお持ちでした。

最近の話題に関連して言えば、阿久悠さん原作の映画「瀬戸内少年野球団」にもご出演なさっていましたね。

いろいろなことが偲ばれます。