今年の梅雨はどうやらしばらくずるずると続くようで、今日見たテレビの天気予報では梅雨明けは8月になるかも、ということだったので、ちょっとテンションが下がっています。
夏本番になったら、暑くてたまらん、という面もあるのですが、平年並みの時期に梅雨明けして、季節も気分もすっきりしたいところなのですが、あまり期待できそうもないようです。
地域によっては梅雨明けしていますね。暑さ負けなどなさらぬように。
さて、そんなすっきりしないお天気続きですが、せめて音楽だけでも夏の気分でいきましょう、ということで、今回はズー・ニー・ヴーの「白いサンゴ礁」。
1969年4月発売の曲。
作詞:阿久悠さん、作曲:村井邦彦さん。
私はグループサウンズについてはリアルタイムで大流行していたことを覚えておらず、唯一「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」の「ブルーシャトウ」のみ替え歌で知っていた程度でした。
グループサウンズに興味をもったのは、「ザ・ハンダース」のモノマネメドレー「想い出の渚」が流行ったときが初めてだったと思います。
以後、「ザ・タイガース」の再結成の時に聴いたいくつかのヒット曲や、FMラジオから流れてきた「ザ・テンプターズ」の「エメラルドの伝説」を通じて、グループサウンズを「目新しい音楽」として興味を持ち始めました。
そして、20歳を過ぎた頃にグループサウンズやカレッジポップスのオムニバスのLPで代表的な曲を聴くにつけ「あっ、これは面白い」ということで、楽しんで聴くようになったのです。
もちろん、代表的な曲しか知らないのですが、それでも私には充分楽しめました。
そんな曲の一つが、「ズー・ニー・ヴー」の「白いサンゴ礁」。
ボーカルの方の豊かな声量が、どこまでも白いサンゴ礁が碧い海、青い空とともに南の島に広がっていく様子を想像させてくれるようです。
聴いていて気分がすっきりと晴れるような歌。
この「白いサンゴ礁」を歌っている「ズー・ニー・ヴー」のボーカルの方が町田義人さんだと知って嬉しいような気分でした。
私には町田義人さんといえば「野生の証明」の主題歌「戦士の休息」を歌っている人でしたから、若き日の町田さんが歌っていた曲が「白いサンゴ礁」だと知ってちょっとした感慨があったのですね。
「ズー・ニー・ヴー」のグループ名について。
同じような音の響きのあるグループに「ウッディー・ウー」がありますので、最初の頃はよく混同していました。
今では「ウッディー・ウー」は「今はもう誰も」、「ズー・ニー・ヴー」は「白いサンゴ礁」とはっきり区別ができるようになりましたよ、って自慢するレベルのものではないですね
。
このB面は「涙のオルガン」。
こちらの方もよく知られた曲のようですが、残念ながらまだ出会っていません。
いつか聴いてみたいと思っています。