先ごろ、薬師丸ひろ子さんの曲 を記事にしましたので、関連して今回は原田知世さんの「時をかける少女」を少々。


大林宣彦監督の尾道三部作の第二弾の同名の映画主題歌でしたね。


1983年4月発売。


作詞・作曲:松任谷由実さん。


58万枚を超える大ヒット。


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この映画は何回か観ました。


ストーリーも良かったですが、尾道の風景が印象的でした。


尾道の空気を実際に味わってみたくなって、訪れたこともあります。


船で通学するシーン。

島で暮らす人々にはちょっとした日常のシーンなのですが、船そのものが物珍しい私にとってはとても印象的でした。


実際に尾道に出かけてみて、同じような船が日常の「足」として活躍している姿を見て、ちょっとした感動を覚えました。
単純ですかはてなマーク


尾道はいろいろと見所の多いところですが、当時は、映画ロケ地めぐりも観光の目玉の一つになっていました。

古寺めぐりの途中にも映画に関係の深い坂道があったりして、へえ~目、とか、ほお~目、とか声を漏らしながら楽しんで歩いていたような記憶があります。


山陽本線に乗っていると、糸崎あたりから、大小の島々が海の上にぽこぽこと顔を出している風景が車窓から見えて、私は面白くて見飽きることもありませんでした。


今では四国との間に大きな橋が架かったりしていますので、随分風景も変わってしまったのかなあ、なんて思ったりもしますが、全ての島に橋が架かっているわけではないでしょうから、あの面白い島々の風景も、そして船で通勤/通学という光景も健在なのでしょうね。


そうでなかったら寂しいな、と思うのは、旅行者の身勝手でしょうか。


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原田知世さん。


彼女の歌い方も、歌手を本業とする方の歌い方とは違って、クラス委員の人が歌うような感じ。
上手く説明が出来ていませんねあせる


その歌い方が、ある種、清純な印象を引き出して、多くの人に支持されたのではないかと思っています。


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この曲は松任谷由実さん提供の楽曲ですが、その後「ダンデライオン」もやはり松任谷由実さんの楽曲提供を受けてヒットさせています。


後に原田知世さんが主演でヒットした映画「私をスキーに連れてって」では、「サーフ天国、スキー天国」「恋人はサンタクロース」等の松任谷由実さんの歌が効果的に使われていたことを考えると、松任谷由実さんとの縁は
この曲をきっかけにできたのかな、なんて思ったりします。
(さて、本当はどうなのでしょうか)


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いまでもCMなどでお目にかかりますね。
ご活躍、なによりです。