1971年8月発売の曲。
47万枚の売り上げだそうですから、大ヒットですね。


作詞:橋本淳さん、作曲:レフ・ケンスタンチノヴィチ・クニペルさん。


「ポーリュシカ・ポーレ」という言葉が前から気になっていて、そのくせ、ものぐさな性分ですから、ずっと調べることなく今日まで放置してきたので、ちょっとWEBの中を漂ってみました。


この曲、もともとはロシア革命軍に関する歌のようですね。
日本ではロシア民謡が親しまれていたので、この曲もロシア民謡かと思っていたのですが、そうではないようです。


その元歌に橋本淳さんが日本語で詩をつけて、仲雅美さんが歌ったものが、1971年のヒット曲になったのですね。


橋本淳さんの詩には革命軍のにおいが感じられませんが、でも意識して詩を眺めるとはてなマーク


表面には出てきていませんが、底流には革命精神がいきいきと芽吹いているような感じがしてきます。


不思議なもので、いったん意識してしまうと、感覚までその意識に縛られてしまうのですね。
先入観にとらわれない考え方をしよう、などと言うのは簡単ですが、余程意識していないと難しいようです。


クローバークローバークローバークローバークローバー


少し話が逸れました。では脱線のついでに。


国家間はともかく、民間のレベルでは長らくロシア文学や(民謡を代表とする)ロシア音楽に親しんできましたが(ロシア料理も!)、この「ポーリュシカ・ポーレ」がヒットした1971年当時はこの名残を残していたようです。

私が学校で習った音楽の時間にでも「あっ、この曲いいね。」などと思う曲の中には、ロシア音楽が少なからずありました。
愁いを帯びていながら、大陸のもつスケール感があって、そのバランスが魅力的だったように思っています。


さて今。

ロシア文化が受け入れられる土壌が残っているかどうか、少々自信がありません。


クローバークローバークローバークローバークローバー


もう脱線に終始することにします。


この曲が流行っていた当時、私には「仲雅美」さんと「沖雅也」さんを判別することが難しかったような記憶があります。
WEB漂流中に、私と同じような感覚をお持ちの方が少なからずいらしたことを知って、そのことにほっとするとともに、おかしさがこみ上げてきました。


お二人の顔がまず似ていること。私が持っている歌詞集に「ポーリュシカ・ポーレ」のレコードジャケットの写真も印刷されているのですが、そのジャケットの写真の「仲雅美」さんの顔は、うっかりしていると「沖雅也」さんと間違えそうになります。


また名前が似ていますね。「仲」と「沖」、「雅美」と「雅也」。
出来すぎなくらい、混同要因は揃っています。

大人ならともかく、小学生の低学年や幼稚園のお子さまには判別が困難なような。


でもはてなマーク

ひょっとすると、大人のほうが判別能力が低かったりして。
イマドキの表現を使えば、「仲雅美」さんも「沖雅也」さんも「イケメンのお兄ちゃん」としてひとくくりにされたり。。。あせる