「五月雨」をキーワードにして記事にしています。
強引ですね。
「五月雨」とか「五月晴れ」は新暦の「五月」の言葉ではないのでしょうが、そこはどうか大目に見てください。
「五月晴れ」は最近では、五月の晴れ渡った様子を示す言葉として使われることが多い様ですが。。。
1975年6月発売の曲。
作詞・作曲:甲斐よしひろさん。
この曲でこの年の新人賞レースを賑わせていましたね。
この年は強力なライバルがたくさん出ていましたので、「最優秀」には至りませんでしたが。
この曲も別れの曲ですね。
自分がいくら思っていても、「彼女」の気持ちが離れていってしまえば。。。なかなか難しいですね。
未練を残したまま終わる曲ですが、
「裏切り」という言葉が、「彼」の行き場のない想いを洗い流してくれたのでしょうか。
あるいは、「五月雨」が。それとも。。。
しとしと五月雨
というフレーズが「彼」の心象風景とシンクロしているような。
曲の合間に流れる、
チャララララ チャララララララ
というエレキが歌謡曲のような感じで、「泣き」が入っているような印象を受けます。
以下、余談です。
友だちに「甲斐バンド」の熱心なファンがいて、「HERO」・「裏切りの街角」・「安奈」などのタイトルを口にしてもそれほどでもないのですが、「かりそめのスウィング」とか「そばかすの天使」などの名前を出すとちょっと喜んでくれます。
大ヒット曲よりも、中小のヒット曲や、B面の曲、アルバムにこっそりと入っている曲に触れられると喜ぶ、というのは熱心なファンの心理でしょうか。
そういえば、自分自身にも思い当たるところが。