パリ支部(?)で発見した懐かしい歌。
音楽テープに録音されていて、思わずため息が漏れた曲。
この曲の存在はすっかり忘れていたこともあって、思いがけない再会に心の隅っこを心地よくつつかれたような思いがしました。
ただし曲が録音されていただけで、歌手名も曲名も覚えていなかったのです。
歌詞の内容から、あてずっぽうにWEBで検索。
まず歌詞の一部から想像して、「バラとピストル」。
このキーワードで検索したら、ルパン三世の記事ばかりで、違っていた模様。
ならば、と「薔薇とピストル」で調べてみたら、ヒットしたのは松田聖子さんの曲が大半でしたが、ありました、ありました。
曲のタイトルは「薔薇とピストル」で合っていました。
歌手名は「ギャル」。
当時、キャンディーズにお色気ムンムンを加えたような感じで、売り出していたことが、うすぼんやり思い出されました。
1977年10月発売の曲だったらしいです。
このあたりの記憶がハッキリしていないんですね、残念ながら。
作詞:阿久悠さん、作曲:川口真さん。
「ギャル」は三人組のグループ。
黒木真由美さん、石江 理世さん、目黒ひとみさんのトリオ。
黒木真由美さんは「好奇心」や「感情線」がヒットしたので、よく覚えています。
みだれてくる みだれてくる 感情線が~
という感じでしたでしょうか。
歌も上手いですよ。
キチンとハモれていますし、力強いし。
この曲はなかなかヒットしたようですが、その後が続かなかったようですね。力があっただけに残念です。
さて、歌詞ですが、なんだか沢田研二さんの「サムライ」に通じるところがあるなあ、と思っていたら、同じ阿久悠さんですね。
こちらの方が先にリリースされています。
この曲、どうも煮え切らない男性に対して、女性が強く迫っているようです。
好きになれば命がけよ 冗談なんかじゃ すませてあげないわ~
許していただけないそうです、ハイ。
薔薇の花とピストルなら どちらがお好き
突きつけられるのなら、薔薇の花の方がいいでしょうけど、このように迫られて果たして相手の男性は心を動かされるでしょうか
男女を問わず、友だちと恋人の境界があいまいな状態を楽しんでいるということが、しばしばあると思われますが、この曲の場合、女性が本気になってしまって、白黒はっきりして欲しいと強硬手段で迫っているようです。
でもこうした場合、相手としては嫌でしょうね。
逃げ出してしまうのではないでしょうか
あまりお奨めできません。
でも、恋人として交際を希望する側としては、このままだらだらと続けていくよりは、別れるなら別れるで、それはいいのかも。
別れたら~、次の人(「別れても好きな人」の替え歌)。
お後が宜しいようで。。。