新聞の番組欄に載っている活字を追うことによって、この番組について何かを考える材料としてご提供する、というこの企画。
今回は、1977年2月の番組欄から。
■1977年2月7日
若大将対ハゲ大将▽スキーだよ悪ガキ一家▽ブーム到来ちびっこものまね電線音頭
加山雄三
■1977年2月14日
若大将対ハゲ大将▽放火事件だよキャンディーズ▽今大流行の電線音頭でバカ騒ぎ
加山雄三
■1977年2月21日
若大将対ハゲ大将▽肉まんアンまんキャンディーズ▽困ったもんだネあの電線音頭
加山雄三
”加山さんちの雄三くん”は、演歌が大好きで特に都はるみの大ファンという加山雄三が都のヒット曲「涙の連絡船」をキャンディーズとデュエットする。
キャンディーズ主演のメロドラマ”美しき伝説”は、バレー部主将の座を奪われたみゆき(ラン)が、新主将のあけみ(関根世津子)にいじめぬかれる。
ほかに小松政夫、伊東四朗らの”悪ガキコント”、布施明の”ベストコンディション布施”など。
■1977年2月28日
若大将対ハゲ大将▽受験地獄だよキャンディーズ▽命短し美しきラン▽大電線音頭
加山雄三ほか
”加山雄三とキャンディーズのオンステージは、プレスリーの「C・C・ライダー」「ブルー・スウェード・シューズ」などを加山とキャンディーズがデュエットする。
キャンディーズ主演のメロドラマ”美しき伝説”は、白血病におびえるみゆき(ラン)の恋人達也(千葉裕)を、バレー部の主将あけみ(関根世津子)が奪うと宣言、二人の対立が展開する。
ほかに布施明の”ベストコンディション布施明”など。
先月に続いて電線音頭の「ちびっこ大会」があった模様ですね。
1月では「恐怖の消火器」という言葉が出てきましたが、今月は「放火事件」ですか。
なかなか物騒なネタですね。
2月14日の放送なのに、バレンタインデーの話題がないのは、この当時はまだ今ほどイベントとして定着していなかった、ということでしょうか。
キャンディーズの「涙の連絡船」はちょっとシュールな感じがしますが、どのようなものだったのでしょうね。
「美しき伝説」も大円団に向かっていく様子が窺い知れますね。
「ベストコンディション」...謎のコーナーです。
また、マンスリーウォッチ いたします。