プチシリーズ「喫茶店」第二弾。
今回は柏原よしえさんの「ハロー・グッバイ」。
柏原よしえさんとしては、初めての大ヒット曲だったのではないのでしょうか。
38万枚のセールスを記録したようです。
当時ちょっと懐かしい雰囲気がする曲だなあ、なんて思ってましたが、アグネス・チャンさんが歌っていた曲(1975年)と聞いて納得。
ただしアグネス・チャンさんのレコードではB面だったのでもう一つ知名度が低く、柏原よしえさんの曲がオリジナルと思っていた方も多かったかも知れませんね。
1981年10月発売の曲。
作詞:喜多条忠さん、作曲:小泉まさみさん。
アグネス・チャンさんの歌とは少し歌詞が違うらしいですね。
紅茶のおいしい喫茶店~
この曲が流行っていた当時、あるラジオ番組のアナウンサーの方が、「珈琲のおいしい喫茶店はよくありますが、紅茶のおいしい喫茶店はあまり聞かないですね」というコメントをなさっていて、言われてみたらそうかな、なんて思ったりしました。
わたしこんなかわいいカップになりたい
あなたは銀のスプーンで私の心をぐるぐる回す
ここのフレーズにはドキリとさせられますが、実際に「あなたに心の中をぐるぐる回されたい」という気持ちはわかるようなわからないような、微妙なところです。
柏原よしえさんは、この曲のヒットをきっかけに、「あの場所から」等、旧作のカバー曲が比較的多いですね。
カバー曲というのは旧作に思い入れの深い方がいらっしゃったりすることもあって、なかなか難しいところがあるのですが、柏原よしえさんの場合は、上手く旧作に新しい息吹をそそいでいたような印象を持っています。
喫茶店シリーズとしては、次にリリースされた「恋人たちのキャフェテラス」も取り上げたいところですが、同じ歌手がなるべく重複しないように、との理由で今回のシリーズには割愛させていただきます。
それでは今回はこのあたりで。
白いお皿にグッバイ バイ バイ