あべ静江さんに関する新聞記事を見つけましたので、参考までに転載します。


1977年8月29日の新聞記事です。


===以下、新聞記事===


射手座の典型二重人格なの


”副業”の方で大忙し


毒のない花は、すご味のない代わりにだれからも好かれる。ところが、そんな人間の女は、素直そうで、そ知らぬ素振りをするから、いつもオトコをイライラさせ、気の弱いオトコは、勝手に失恋していく。そんなイメージが、この人には
ある。


__「三男三女婿一匹」(TBS)でも、二人の男性をイライラさせる役だったけど、本当はどうなのかしら?


「ウーン、そんなところ、あるかも知れません」


そのあいまいな表情といい回しに、オトコはまた、まどわされることになる。


「あたしって、二重人格なんです。同時に二つのこと考えたりして射手座の典型なんです」


四年前、地元の東海ラジオとFM愛知のDJから歌手に。

デビュー曲「コーヒーショップで 」がこの年のレコード大賞新人賞。

が、美人が災い(?)してか、その後はテレビの司会、ドラマ、舞台、ラジオと”副業”の方で忙しい。

最近も、NHK・FMで劇画ドラマ「宇宙戦艦ヤマト」のナレーターをやったが、悪人ガミラス星司令官の含み笑いのシーンに、スタッフから大拍手が。
何をやっても美人は得なのだ。

そして十月には、日劇「いちばん星」の主役が待っている。


__ジャンルの違う仕事をやるの、つらくない?


「わたしって忙しいのが好きなんです。小さいときから」


===以上、新聞記事===


!(ビックリマーク)という妙なニックネームがついた先生役を演じた「青春ド真中!」については、いつか記事にする予定です。


そういえばこの年、「宇宙戦艦ヤマト」の人気が大ブームになりましたので、再放送や映画化だけでなく、このようなラジオドラマもあったのですね。


>何をやっても美人は得なのだ


これは、逆もありうると思います。

せっかく好演したのに、美人だから人気が出た、と思われたら辛いですね。